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スポーツネタ中心

ポジション別選手分類 PG編

NBAのネタ切れ防止のために連載企画をやります。まずはスター選手の多いポイントガードから。

◆古典的司令塔タイプ(Stockton,Mark Jackson,Kidd系)
自分の得点よりゲームメイクとアシストを優先するタイプ。昔ながらのポイントガードのイメージ。自然とアシストが多くなるが、外のシュートも得意な選手が多い。代表選手は以下の通り。

Chiris Paul(Clippers)
ゲームメイク★★★★★ アシスト★★★★★ 得点力★★★★
身体能力★★★ 勝負強さ★★★★ ディフェンス★★★★
長らくリーグNo1ポイントガードの座をつとめてきた。アシスト第一のスタイルながら、その気になればいつでも30点とるだけの得点力も備える。勝負強さも抜群ながら、プレーオフでの敗戦から勝てないPGのイメージが。

John Wall(Wizards)
ゲームメイク★★★★ アシスト★★★★ 得点力★★★★
身体能力★★★★ 勝負強さ★★★ ディフェンス★★★
クラシックな雰囲気を漂わせつつも、高い身体能力を誇る新時代のPG。あらゆる能力が平均以上だが、リーグの主役になるためには今一つ殻を破りきれない印象。

Rajon Rondo(Kings)
ゲームメイク★★★★ アシスト★★★★★ 得点力★★
身体能力★★★ 勝負強さ★★★ ディフェンス★★★
サイズ・横幅共にないが、抜群の嗅覚でリバウンドを拾い、トリプルダブルを連発する異色の存在。シュート全般が苦手で、PGながらフリースローの確率も低い。

◆スコアラータイプ(Jerry West,Iverson,Marbury系)
高い得点力を誇り、何より自分のシュートを優先させるタイプ。かつては「迷惑系PG」とも言われたが、最近はスコアラーPGを活かす戦術が発達し、このタイプのスター選手が非常に増えている。

Stephen Curry(Warriors)
ゲームメイク★★★ アシスト★★★★ 得点力★★★★★
身体能力★★  勝負強さ★★★★ ディフェンス★★★
今のNBAを代表するPGであり、歴代屈指の3ポイントシューター。昨年はアシストも多かったが、今年はよりスコアラー色を強めており、驚異的なペースで得点を量産中。華奢で身体能力の高いPGを苦手とする。

Damian Lillard(Blazers)
ゲームメイク★★ アシスト★★★ 得点力★★★★
身体能力★★★★ 勝負強さ★★★★★ ディフェンス★★
破格の契約を結んだばかりの次世代のスーパースター候補。強気のプレースタイルと驚異的な勝負強さを誇り、これまで数々のクラッチシュートを沈めてきた。

Kyle Lowry(Raptors)
ゲームメイク★★★ アシスト★★★ 得点力★★★★
身体能力★★★ 勝負強さ★★★★ ディフェンス★★★★
過小評価の代表格で、実力者ながら知名度が低いのはカナダにいるからか。要所で決める3ポイントが効果的で、守備力も平均以上の好選手。

Tony Parker(Spurs)
ゲームメイク★★★ アシスト★★ 得点力★★★★
身体能力★★ 勝負強さ★★★★★ ディフェンス★★★
スパーズにいるので得点はそれほど伸びないが、完全なスコアラー系。長らく強豪でプレーしてきた経験値は抜群。アシスト数はキャリアを通じて低い。

◆オールラウンダータイプ(Magic Johnson,Oscar Robertson系)
高い身体能力とサイズを誇り、得点・アシスト・リバウンドとなんでもこなすタイプ。PGからSFまで対応でき、どの項目もスタッツが高くなるのが特徴。代表選手は以下の通り。

Russell Westbrook(Thunder)
ゲームメイク★★ アシスト★★★★ 得点力★★★★★
身体能力★★★★★ 勝負強さ★★★★ ディフェンス★★★★
スタッツでこの人に敵う者はいないまさに「モンスターPG」。昨年は40点+トリプルダブルを何度も達成し、得点王に輝いた。今年はデュラントとの共存が課題だが、アシストの数字を大幅に伸ばしている。

Michael Carter-Williams(Bucks)
ゲームメイク★★★ アシスト★★★ 得点力★★
身体能力★★★ 勝負強さ★★ ディフェンス★★★★
198cmとPGとしては大柄で、オールラウンドな能力を誇る。反面、外のシュート全般が苦手で、バックス移籍後は期待に応えられず伸び悩んでいる印象。

◆ストッパータイプ(Isiah Thomas,Payton系)
PGながら相手のエース格にマッチアップできる。粘り強いディフェンスが得意で、スティールが多くなるのが特徴。

Mike Conley(Grizzlies)
ゲームメイク★★★★ アシスト★★ 得点力★★
身体能力★★★★ 勝負強さ★★★★ ディフェンス★★★★★
グリズリーズの強力ディフェンスを支える一人。しつこいディフェンスでマッチアップ相手を封殺する。勝負強い3ポイントも魅力の一つ。

Eric Bledsoe(Suns)
ゲームメイク★★ アシスト★★★ 得点力★★★
身体能力★★★★ 勝負強さ★★ ディフェンス★★★★
最近は得点も伸ばしているが、元々はディフェンスのよい選手。体の強さを生かしインサイドにどんどん切れ込む。激しいプレースタイルでケガが多いのが弱点。

こんなところですかね。上記に名前がない選手としては、Rose(スコアラー系)、Rubio(司令塔系)、Teague(スコアラー系)、Reggie Jackson(スコアラー系)、Isaiah Thomas(スコアラー系)、Jack(司令塔系)といったところですかね。やっぱり多いな、スコアリングPG。トレンドなんでしょうね。

追記 誰かいないと思ったら、CavsのIrvingを忘れてました。すまんアービン。この人もスコアラー系ですね。「変態ドリブラー」という属性が付きます。