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NBA Power Ranking 2020 序盤戦

やはり今年のNBAはいつになく面白い。戦力の分散がうまくいっていて、極端に強すぎるチームも弱すぎるチームもないので全試合が見ごたえがありますね。そんなNBAの序盤戦を終えてのパワーランキング

 

11/23(土)前は途中で力尽きたので追記。

 

1.Clippers 11-5

遂にレナード、ジョージのスター2人が揃い踏み。チームプレーもできるだけにお互いの良さを消しあうこともなく共存できるだろう。最近のトレンドワード「ロードマネージメント」の名の下にズル休みするカワイ君に非難が殺到中。短い時間でもいいのでファンのためにプレーしてほしいですね。

 

2.Bucks 12-3

クリッパーズとの差は無いに等しい。戦いぶりを見てもやはり東の王者であり大本命という感じがする。アデトクンポのスタッツはまさにモンスター級で、最近は3ポイントまでそこそこ決まりだしたらもう止められない。

 

3.Lakers 13-2

レブロンおじさんは健在も健在。平均11.1アシストでトップを独走し、実質ポイントガードとしてパスをさばく新境地を開拓している。この歳で進化し続けるのは凄いとしか言えない。改心した(?)ハワードの献身的なプレーにも注目だ。

 

4.Nuggets 11-3

ヨキッチ以外そこまで傑出した選手はいないけど、チーム力で確実に勝ちを重ねている。ディフェンスが堅く、平均102.3失点は下から2番目の好成績。モリス、クレイグ、ビーズリーという発掘した感のあるベンチメンバーも頼もしい。

 

5.Raptors 10-4

今シーズンも王者の貫録が漂う好チーム。エースとして一本立ちしたシアカムに加えて、スタメン定着のヴァンブリート、さらにブーシェ、デービス、トーマスといった無名の若手が次々と台頭するあたりにチームの育成力と勝てるチームの土壌を感じさせる。

 

6.Heat 11-3

ここまで最も予想外の躍進を遂げているチーム。無名の若手たちの活躍も頼もしい限りだが、躍進の理由のひとつがブレイザーズとのトレード。ストレッチ4としてのレナードの活躍っぷりと、ホワイトサイドを獲得したブレイザーズの凋落ぶりをみれば一目瞭然だ。

 

7.Celtics 11-4

一時は1敗で首位を独走したが、復活を遂げたヘイワードのケガで暗雲が立ち込める。セルツに来てからの彼は災難続きですねー。司令塔がアービングがウォーカーに代わったことで期待の若手たちが伸び伸びと力を発揮中。ビッグマンは層が薄いのでもうちょっと補強したいところだ。

 

 

8.Sixers 10-5

2連敗に3連敗と、負けだすとズルズルいってしまう感じがある。戦力的には優勝を狙えるほど充実しているので、ここまでの戦績はやや期待外れか。ハリスの超高額契約は、ここまでの活躍をみればそれほど悪くはない印象。

 

9.Jazz 10-5

例年のスロースタートっぷりを考えればまずまず上出来な序盤戦。新戦力もフィットしている。ケガ人が多くて騙し騙しやりくりしながらも、リーグ最少失点の堅いディフェンスはお見事。エクサムほかケガ人が復帰してきたこのタイミングでスパートをかけたい。

 

10.Rockets 11-5

8連勝はお見事だが相変わらずの失点の多さでいまいち信頼できない。平均40点に迫ろうかというハーデンに対し、ウエストブルックはボール独占の悪癖がちらほら顔を覗かせる。フロントコートではカペラが4試合連続20リバウンド以上と開眼中。

 

11.Pacers 8-6

「地味ながら実力者」枠は西がジャズなら、東はこのペイサーズだ。傑出した個がないのは強みであり弱みでもある。本来のエースオラディポが戻ってくるまでは、しばらくは我慢の戦いが続くだろう。

 

12.Mavericks 10-5

何はともあれドンチッチ。2年目の選手がほぼ独力でチームをここまで引き上げているのには戦慄すら感じる。チームとしてはドンチッチ、ポルジンギス以外にスターと呼べる選手はおらず、サポートメンバーのステップアップが必要不可欠だ。今季のダークホースであることは間違いない。

 

13.Kings 6-8

なぜかスタメンPGのフォックス離脱後に調子を上げてきた。競合相手にも接戦を演じ、5割が目前だ。若いチームだけにこのまま勢いに乗りたい。ウォルトンHCの「パッション」というのもトレンドワードのひとつ。

 

14.Suns 7-7

多少勝ち続けても信用してはいけないチームその①。出場停止のエイトンに加え、ベインズの離脱もあってビッグマンが手薄になってしまった。ルビオという正統派PGを得た今季のブッカーは、乱発癖もなく今やリーグNo.1シューターかも。

 

15.Timberwolves 8-7

多少勝ち続けても信用してはいけないチームその②。収穫はドラ1ウィギンズの活躍で、今シーズンはエースとしての自覚を感じさせる堂々としたプレーぶりである。ウィギンズを表す「トップ100プレーヤー」もトレンドワードのひとつ。

 

16.Magic 6-8

今期は失点が少ない、が、いまひとつ勝ち切れていない。ディフェンスチームは安定した戦いができるので、東のプレーオフ圏内には必ず残ると思われる。フルツ、アイザック、バンバなど、ここには未完のまま終わりそうな大器がちらほらと。

 

17.Nets 7-8

現状ではアービングのワンマンチーム。アービングが欠場した途端勝利するのも何とも皮肉である。ここにデュラントが復帰すればビッグ2でバランスがとれて改善するのか。スターシステムのチームはこの辺が難しいところ。

 

18.Pelicans 6-9

接戦を落としまくってこの順位だが、チームとして得点力が高く内容は悪くない。オフの超積極的な補強とやたらと層の厚いロスターを考えれば、是が非でもプレーオフに出たい。レイカーズから移籍組の3人(イングラム、ボール、ハート)は今ひとつ。

 

19.Thunder 5-10

負けが込んではいるが接戦が多く健闘中。下位に沈むと言われていたがなかなかタレント揃いでもある。新エースのSGAことギルジャス・アレクサンダーの成長が著しく、MIPの有力候補かも。

 

20.Pistons 5-10

エースのグリフィンを欠く序盤戦をなんとか乗り切る。ドラモンドと組むフロントコートはあらゆる相手にとって脅威だ。問題はPGのポジションで、いまだスタメンを固定できていない。プレーオフ進出以上を目指すチームとしてはなんとかしないと。

 

21.Bulls 5-11

サトランスキー、ヤング、ホワイト(ルーキー)等を補強し、プレーオフは出て当然という戦力を持て余している。ラビーンが元気なうちにプレーオフに出ておかないとまた低迷期に突入しちゃうぞ。

 

22.Grizzlies 5-9

戦前は西の最下位候補だったが頑張っている。ドラフト2位のモラントは大当たりで今のところ新人王候補か。スタメン5人を固定して戦えているのも大きく、ひとまずは再建の方向性は間違っていない感じだ。

 

23.Spurs 5-11

ついに8連敗で落日の雰囲気が漂うかつての強豪チーム。いまだにオルドリッジ、ゲイ、デローザンといったベテラン頼みでは非常に厳しい。とはいえ名勝ポポビッチがこのまま黙っていることも考えにくい。期待値込みでちょっと高めの順位に。

 

24.Trailbrazers 5-11

ここまでの低迷は誰が予想しただろうか。ホワイトサイドベイズモアを獲得したトレードは、その高額サラリーも含めて大失敗。ヌルキッチ、コリンズ、ガソル兄とビッグマンをケガで欠くのも痛く、リラードの負担が大きすぎる。この状況に耐え兼ねたのかカーメロアンソニーを獲得し、もはやネタチームに。

 

25.Hornets 6-10

リーグ最下位候補はしぶとく勝ち星を重ねて健闘している。中でも当初は控えガードのグレアムが平均18得点でリーディングスコアラーという活躍ぶり。使えないベテランによるサラリーの圧迫っぷりはリーグ最悪クラスで、あと2、3年は我慢が必要か。

 

 

26.Wizards 5-8

ここまで5勝は大健闘。(やけに試合数が少ないが…)相手がどこであろうとノーガードの殴り合いを演じ、ついに平均得点が119.7点でNBAのトップに躍り出た!一方で失点はリーグ最悪の121.1点。失点を減らすことが今後安定して勝つための最優先事項である。オフェンス面でのビールの負担の大きさも心配だ。

 

27. Cavaliers 4-11

セクストン&ガーランドの小柄なガードコンビに期待を抱かせるが、フロントコート含めたサイズ不足とタレントの小粒さは否めない。高額なベテランを放出して再建に舵を切るでもなく、なんとも中途半端な状況だ。

 

28.Knicks 4-11

あれだけ補強したのにニックスはどうしてこうも弱いのか。メンバーが変わっても負け犬根性が染みついてしまっているのか。ルーキーのバレット君にはそんな空気には染まって欲しくないが、最近は新人の壁にぶつかっているようだ。

 

29.Hawks 4-11

ヤングひとりで頑張っているが、相方のコリンズがケガで欠場中なのが厳しい。ドラフト4位指名のハンターの活躍は今ひとつ。ドラフト10位指名のレディッシュは期待外れもいいところでスタメンを外される。

 

30.Warriors 3-13

焼け野原となったチームで、黄金時代の唯一の生き残りグリーンが精彩を欠いている。そんな状況の中、同じPFのポジションのパスカルという選手が台頭してきた。育成で強くなったチームなので、ここらで原点回帰。若手の発掘・育成に力を注ぐべきか。