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クリッパーズ 対 ロケッツ

クリッパーズ対ロケッツの第5戦を見ました。このカードって、これまでのどの試合も、勝つほうのチームが120点近く(あるいは120点超え)とって圧勝してるんですよね。ロケッツにとっては負けたらシーズン終了のこの試合、さて結果はどうなる?

結果としては崖っぷちのロケッツの強さが際立った試合でした。個人的にMVPはアリーザ。前半、後半それぞれの開始直後に上質のプレーを披露。チームとしては3ポイントが全然入らなかった試合でしたが、アリーザは違った。要所でいいシュートを決め、ディフェンスでも躍動。ベテランだけどプレーは若々しいし、涼しげな顔のイケメン(^o^) NBAチャンピオンの経験もある。

ハーデンはPGとしてゲームメイクに徹してました。あまり印象には残らなかったのに、数字的にはサラッとトリプルダブルを達成。26点もとってたの?という感じ。ハーデンって最近、試合中は感情をほとんど見せないんですよねー。何でかなーと思ったら、試合後のインタビューで風邪をひいていたことが判明。ハーデンとは対照的に感情豊かなハワード。この元スーパーマンが全盛期の8割のプレーでもできれば、ロケッツは優勝できるんじゃないかと思います。この試合はけっこうt調子が良くて、D.ジョーダンを終始圧倒。

ロケッツはおっさんたちも元気。大ベテランのJ.テリーとプリジおじさんはそれぞれ渋く持ち味を発揮。C.ブリュワーもベテランとは思えない若々しさ。体はほっそいんですけど、とにかく元気でハッスルしてました。テリーとブリュワー、アリーザは優勝経験があるんですよね。そんな意味でも貴重な存在。若手ではカペラという選手が気になってしまいました。もの凄い身体能力。こんな選手がまだいるんですね。T.ジョーンズも良かった。積極的にインサイドを攻めてました。入りもしない3P乱発のJ.スミスよりもよっぽど使えますね。

クリッパーズは、オフェンスに打つ手がなくなってクリス・ポールが孤軍奮闘というよくない形が出てました。ポールが点数をとればとるほど、チームとしてはよくない状態になるんですよね。これだと過去のプレーオフと同じ状態です。ジョーダンがよくなかったし、フリースローも入らないんで、ここはグリフィンが頑張るしかないかな。見てて思ったんですけど、グリフィンってそんなに大きくないですよね。206cmもないと思います。M.バーンズと同じぐらいじゃないでしょうか。

一方のロケッツは、エースのハーデンがあまり目立たず、脇役陣がのびのび活躍できるという理想的なチーム状態になってました。そしてハワード。ハワードの存在って、ロケッツはおろか、プレーオフ全体のXファクターといっても過言はない。さて7戦までもつれるのか、どうなるのか…。