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ロケッツは強い?

しばらく放置していたNBAですが、西の3位対6位以外は1回戦が終了しました。勝ち抜けたのは、東はホークス、ウィザーズ、ブルズ、キャブス。西はウォリアーズ、グリズリーズ、ロケッツ。ウィザーズの4勝0敗はちょっとビックリ。

この中で、ダークホース的な不気味な存在感を出しつつあるのが、ヒューストン・ロケッツ。団子レースとはいえ、激戦のウエストで2位に入り、1回戦で不振のマブスと当たるという幸運もあって、ここまで勝ち残ってます。戦力的には他の競合と比べて見劣りするはずなのに、飄々とここまで来ちゃった感じなんですよ。

そもそもシーズンオフにはパーソンズ、リン、アシクと主力が次々と抜けていき、戦前の評価は「プレーオフ出れるの?」ぐらいだったはずなんですね。(ちなみに私の予想は西の10位。スミマセン!) ところが蓋を開けてみれば、ヒゲ男ハーデンのMVP級の活躍に引っ張られ、ウエストの2位に。それでも私はロケッツの強さには懐疑的です。理由はいくつかあります。

①ハーデンのワンマンチーム
いくらハーデンが凄くても、エース格が一人ではプレーオフでは勝ち残れないと思う。ハワードが復調気味なのは好材料ですが。

②ベンチ層が薄い
先発ガードのべバリー、貴重なビッグマンのモティユナスがケガでいません。今はだいたい8人ローテーションで回してますが、プレーオフで8人ローテはきついなあ。ウォリアーズなんか10人でやってるし。

③平均年齢が高い
JET、ジョスミ、ブリュワー、プリジオニとおっさんだらけ。良く言えば経験豊富とも言えますが…。しかもみんなシーズン途中の加入で、急造チーム感が否めない。若手といえばカペラ、ドーシー、ニックジョンソン、パパニコラウなど、聞いたこともない無名選手ばっかり。マクダニエルズの出番はなし。

こんなこと言ってて、ファイナルまで行ったらびっくりですけどね。でも少数精鋭ってどうなのかな。NBAの長いプレーオフを勝ち抜くのはきついと思います。そうなると、層の厚いウォリアーズ、スパーズ、ブルズあたりが有利かなあ。私が注目するチームは負けることが多いんで、ロケッツもここまでかな(笑)