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パワーランキング 後半戦に向けて

気づけばシーズンの半分以上が終わっていたNBA。最近サボり気味でしたが新年一発目のパワーランキングです。

1 ウォリアーズ(37-10)
エースのS.カリーがケガから復帰し、ついに完全体ウォリアーズが復活。これをきっかけに独走態勢を築きつつある。昨ファイナルの再戦となったキャブス戦は2戦とも完勝し、チーム力の違いを見せつけた。今季は特に敵地で強く、チーム記録のアウェイ14連勝を達成。

2 セルティックス(34-12)
ロンドンゲームでは上り調子のシクサーズを一蹴。最大22点差からのカムバックで、またも「逆転のセルティックス」を印象付けた。K.アービングが欠場したここ数試では得点力不足が明らかとなったが、すぐに復帰する見通しである。

3 ロケッツ(32-12)
ようやくJ.ハーデン、C.ポールの両雄が揃いぶみしたかと思いきや、クリッパーズ戦でT.アリーザ、G.グリーンが乱闘騒ぎで出場停止に。今年のロケッツはなかなかフルメンバーが揃わない。相変わらず8名ローテーションで回している現状、主力の欠場は致命的だ。

4 ラプターズ(31-14
ホームでの17勝3敗はここまでリーグ最高成績で、本拠地カナダで圧倒的な強さを誇る。エースのD.デローザンは、今季から3ポイントを攻撃のレパートリーに加える進化。国際色豊かな若手たちもそれぞれ成長し、チームの底上げに貢献している。

5 ティンバーウルブズ(30-18)
対ウエストの成績23勝7敗はウォリアーズを上回るリーグ最高勝率。逆に対イーストの成績は7勝11敗と負け越している。西よりもレベルが低い(と思われる)東のチームになぜか弱いという、不思議なチームである。

6 スパーズ(30-17)
復帰したばかりのエース、K.レナードがまたしてもケガを悪化させ欠場。今シーズンはもう無理しない方針のようである。相変わらずチームは高勝率をあげているが、E.ジノビリ、P.ガソールなど主力の高齢化も深刻。限界を迎えたチームは本格的に再建に舵を切る決断を迫られている。

7 サンダー(26-20)
先日のキャブス戦では148得点(延長なし)をあげ勝利。相変わらずチーム成績は不安定ながら、やはりビッグ3が爆発したときの破壊力は凄まじい。この試合でR.ウエストブルックは20アシストを記録。気づけばそのスタッツがシーズントリプルダブルに迫っている。

8 ウィザーズ(26-20)
こちらのビッグ3も毎試合安定感した活躍ができるようになってきた。加えて先日のピストンズ戦ではK.オーブルがキャリアハイの26点をあげる活躍。ベンチ層の薄さが弱点だけに、若手ベンチメンバーのこのような活躍は喜ばしいことだ。

9 ヒート(27-19)
7連勝を含む10戦8勝で一気に急浮上してきた。3位キャブスに追いつくのも時間の問題か。かつてはスーパースター頼みのチームだったが、今はJ.リチャードソン、T.ジョンソン、J.ジョンソン、W.エリントンといった玄人好みの渋い選手が揃ったチームだ。

10 キャバリアーズ(27-18)
待望のI.トーマスの復帰は、どうやら悪い方向へ転んだようである。IT復帰後のチームは3勝6敗、平均118失点と惨憺たる成績で、ラプターズ戦で133失点、サンダー戦で148失点とディフェンスが完全崩壊。スモールラインアップの限界も感じさせ、早急な立て直しが求められている。

11 クリッパーズ(23-22)
6連勝でまさかのプレーオフ圏内へと戻ってきた。これだけケガ人がいての快進撃は驚異的であるが、その立役者はベテランのL.ウィリアムズ。19点差で圧勝したウォリアーズ戦では50得点の大爆発。ここ10試合の平均得点も31得点と凄まじい活躍である。

12 ペリカンズ(24-21)
A.デービスがとまらない。ニックス戦の48点、セルティックス戦の45点と2試合続けて驚異のパフォーマンスを披露。インサイドはここにD.カズンズも加わるのだから恐ろしいチームだ。ベンチが薄すぎるため、主力のプレータイムが多すぎるのが弱点。

13 シクサーズ(22-20)
セルティックスとのバックtoバックでは相手を80点に抑えて勝利。ロンドンゲームのリベンジを果たした。チームは勝率5割復帰、ピストンズを抜きプレーオフ圏内にも返り咲く。J.エンビードの健康状態に左右されるが、彼が出場しているときは強豪の仲間入りである。

14 トレイルブレイザーズ(24-21)
D.リラードの欠場やフロントコートの戦力不足をものともせず、粘り強く戦っている。今シーズンは控えPGのS.ネイピアーが頭角を現してきており、どうやらこのチームにはいいガードが育つ土壌があるようだ。

15 ペイサーズ(24-22)
ここも粘り強く戦っており、シーズンを通して勝率5割を切ることがほぼない。22点差から逆転勝利したキャブス戦では、久々にL.スティーブンソンがレブロンにマッチアップ。数年前のプレーオフでの対決が話題となった二人である。

16 バックス(23-22)
どうにも勝ちきれないし、波に乗りきれない。さらに、獅子奮迅の活躍でチームを牽引してきたG.アンテトクンポがケガにより数試合を欠場予定。もしケガが長引くようであれば、チームはいよいよ暗黒面へと落ち込むことになるだろう。

17 ナゲッツ(23-23)
J.マレー&G.ハリスのガードコンビは得点力はあるが、ゲームメイクに難がある。アシストリーダーは、センターのN.ヨキッチである。実力派の選手がずらりと並ぶラインアップは一見強力だが、バランスの悪さは否めない。負け越し10のアウェイの戦い方も要改善。

18 ピストンズ(22-22)
ずるずると後退し、勝率5割まで落ち込んできた。原因はケガ人の多さで、R.ジャクソン、A.ブラッドリー、S.ジョンソン、J.ルアーといった面々が入れ替わるように故障。得点面でのエースが不在で、全員で戦うチームにとってこれは厳しい。

19 ニックス(21-25)
ここ最近負けが込んでいるが、原因は失点の多さ。12試合連続で100失点以上を続けている。そろそろ先発PGをJ.ジャックから、ルーキーのF.ニリキナに代えてはどうかと思うのだが、ホーナセックHCには何かこだわりがあるのだろうか。

20 ブルズ(18-28)
Z.ラビーンが遂にケガから復帰、早速先発SFに入りまずまずの活躍をみせている。3勝20敗の後は15勝8敗と普通に強く、プレーオフ進出の望みもある。現チームはバランスもよく、無理にタンキングする必要はないだろう。顔面を強打したK.ダンはやや心配だが。

21 ホーネッツ(18-26)
今シーズンはずっと曇り空のチームであるが、先日のウィザーズ戦で133得点と謎の大爆発をみせた。選手は十分すぎるほど揃っているので、これをきっかけに調子を上げていきたいところだが、ここにきてエースのK.ウォーカーにトレードの噂が。

22 ジャズ(19-27)
ルーキーのD.ミッチェルが素晴らしい。スタメンに定着してから平均20点に迫る勢いで、望外の新人王獲得もあるかも。ケガがちな大黒柱R.ゴベアもようやく戻ってきたので、ここから再スタートを図りたいところだ。上位陣にとっては嫌なチームになるだろう。

23 レイカーズ(16-29)
ルーキーL.ボールが欠場した6試合は全敗。得点力やFG%の低さが課題だが、復帰後に4連勝したことからも、チームの勝利には必要な存在であることがわかる。例のアホ親父がウォルトンHC批判を続け、チームから厳重注意。コイツを排除すればチームはもっと勝てるのでは?

24 マーベリックス(15-30)
序盤の絶不調(2勝14敗)の後は13勝16敗とほぼ5割の成績。どこが相手でもそれなりに戦えるマブスは、相手チームにとっては嫌な存在だ。マブス一筋20年、通算得点歴代6位のレジェンド、D.ノビツキーの雄姿を目に焼き付けたい。

25 ネッツ(17-29)
先発PGに定着したS.ディンウィディがプチ・ブレイク中。しかしこれでD.ラッセルがベンチに下がり、選手起用がますます混沌としてきた。良く言えば競争が激しい、悪く言えばそれだけ傑出した選手がいないということである。

26 サンズ(17-29)
D.ブッカーとTJ.ウォーレン、この2人は良いのだが、他のメンバーがいまいち。期待のルーキーJ.ジャクソンも、態度がでかい割にはいまひとつである。相手を100点以下に抑えた試合はほぼ勝っているのだから、チームでディフェンスを頑張るしかないだろう。

27 グリズリーズ(16-29)
一時期どん底だったが最近また勝ち始めた。無名選手ばかりの中でT.エバンスがルーキー年以来の平均20点、5リバウンド、5アシストに迫る活躍である。D.ブルックス、J.エニス、J.マーティン、W.セルデンといった面々もチャンスを得るべく奮闘中。(ほとんど知らん)

28 ホークス(13-32)
目下タンキング中のチームであるが、最近はナゲッツ、スパーズ、ペリカンズと西の強豪チームを次々と撃破。対ウエストの戦績は7勝11敗と、こちらも悪くない。ホークスが相手だとみんな油断しちゃうのか何なのか。

29 マジック(13-32)
キャブス相手に2度接戦を演じ、さらにティンバーウルブズには勝利するなど、決して試合内容は悪くなく、ただ勝てないだけである。そんなチームのイライラを象徴するかのように、A.アフラロがウルブズのN.ビエリツァにパンチをお見舞い。危険なプレーであった。

30 キングス(13-32)
7連敗でついにリーグ最低勝率タイに。ここ11試合でたった1勝と、急に勝てなくなってしまった。今シーズンはここまでスターター経験者が14人、平均出場時間30分以上が0人と、メンバーが固定できていないことも低迷の原因だろう。