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NBAパワーランキング 2017年最後

最近ちょっと忙しくて更新できませんでしたが、2017年最後のパワーランキング

1 ウォリアーズ 28-7
やっぱりここが安定感ナンバー1ですね。カリー欠場をものともせず強い。チームの根幹をなすのはトンプソンとグリーンで、特にグリーンは平均7.5リバウンド、7.4アシストと今シーズンも驚異のスタッツ。常に12~13人でローテーションを回しているのも、他のチームにはできない芸当。

2 スパーズ 25-11
遂に頼れるエース、レナードが戻ってきた。まだ本調子ではないものの、これからレナードを中心にチームのケミストリーを構築していくものと思われる。ジノビリ、パーカー、ガソールといったベテランもまだまで健在。今シーズンも西の優勝争いに絡んでくるだろう。

3 ロケッツ 25-8
14連勝を含む21勝1敗のあと、まさかの4連敗。原因はC.ポールのケガで、この司令塔を欠くと全く別のチームになってしまう。ベンチ層の薄さも致命的で、いまどき8,9人のローテーションは珍しい。特にハーデン、アリーザあたりの負担が大きく、ほぼ毎試合40分出ているのは心配だ。

4 セルティックス 29-10
大型連勝のあと、ここ最近の勝率はほぼ5割ペース。「ヘイワードがいれば…」と思わさせられる状況も増えてきている。とはいえケガ人の多さを考えれば、ここまでの戦いぶりは上出来といえるだろう。接戦をものにする勝負強さはさすがスティーブンスHCといったところ。

5 キャバリアーズ 24-11
クリスマスのウォリアーズ戦に完敗。スコア以上にチーム力の差を感じさせる内容で、相変わらずレブロンの孤軍奮闘感が否めない。明るいニュースはI.トーマスの復帰がもう間もなくとのこと。得点力は期待できるが、ディフェンスはさらに弱体する恐れがある。

6 ラプターズ 23-10
強豪相手には苦戦するものの、格下相手の取りこぼしはほぼない安定感のあるチーム。主力のマンネリ化が叫ばれて久しいが、国際色豊かな若手選手をうまくチームに取り込んでいる印象。ポートル、シアカム、アノビー、バンブリート、ノゲイラなどなど。

7 サンダー 20-15
6連勝と新ビッグ3がようやくまとまってきた。ウエストブルックはシュートの無駄撃ちをやめ、ゲームメイクに専念。ジョージはオールラウンドなスコアラー、カーメロはシューターと、それぞれの役割が明確になってきた。アダムス頼りのインサイドは不安だが、このまま突っ走れるか。

8 ティンバーウルブズ 22-14
呪われたかのように全く勝てなかったチームをここまで引き上げたのは、シボドーHCのさすがの手腕といえる。その代償が主力の酷使で、バトラー、ウィギンズ、タウンズの3人はいずれも平均プレータイムの上位に。プレーオフでの戦いを考慮するなら、ベンチの底上げを図るべきだが…。

9 バックス 18-15
ブレッドソー加入以降は14勝9敗で、トレードは一応成功といえるだろう。アンテトクンポの成長と活躍は目覚ましく、MVPレースでハーデンに次ぐポジションにいる。メイカーがいまひとつなインサイドが課題だが、パーカーが復帰すれば少しは改善するだろう。

10 ウィザーズ 19-16
頼れる司令塔ウォールが復帰したとはいえ、いまいち波に乗り切れない状況は変わらない。どんな強豪とも渡り合える底力はあるが、ネッツやホークスにあっさり負けてしまうのは不思議としかいいようがない。やはりウォール次第か。

11 ペリカンズ 18-16
デービス・カズンズのツインタワーは、あらゆる相手にとって脅威であることは間違いない。そしてそれを操る司令塔ロンドが、NBAで21年ぶりとなる1試合25アシスト(⁉)を記録。ベンチの薄さはリーグ最低レベルだが、それを補って余りあるスターターのインパクトだ。

12 ナゲッツ 19-16
首位ウォリアーズを撃破した試合では、相手の3ポイントをわずか3本に抑え込む快勝だった。この試合はアウェイだったが、本拠地デンバーでは12勝3敗と、高地のアドバンテージを活かすことができている。層が厚く、ミルサップ離脱の影響もそこまで感じさせない。

13 ペイサーズ 19-16
勝率5割以上を粘り強くキープし、プレーオフ圏内に留まっているのは見事。やはり原動力オラディポの活躍が目覚ましい。平均得点も25点を超え、MVP候補にも名前があがるほどである。インサイドにはターナーとサボニスがおり、こちらも今後の成長が見込まれる。

14 ピストンズ 19-15
7連敗のあとの7試合を5勝2敗で乗りきった。負けが込んだのは日程と対戦相手が原因だったといえるだろう。PGのジャクソンをケガで欠く状態だが、控えのスミスを中心に乗り切りたいところ。それにしてもドラモンドのリバウンドは凄い。

15 ヒート 18-16
東の首位セルティックス相手に今季既に2勝と強さを見せている。どちらの試合でも古巣相手にオリニクが活躍したようだ。ここまで平均得点2ケタの選手8人はリーグ最多。バランスの良い攻撃力がウリだが、裏を返せば絶対的なエースが不在ということでもある。

16 トレイルブレイザーズ 18-16
リラード&マカラム頼みのオフェンスは改善の兆しがなく、ガードコンビのシュートの好不調に勝負が託されるという状況。ターナー、ハークレス、レナードは不良債権。このまま5割前後の勝率で推移し、プレーオフに滑り込めれば御の字か。

17 シクサーズ 15-19
エンビードがいればそこそこ強いチーム、エンビードがいなければ弱小チームに成り下がる。強烈なインパクトを残したシモンズも、最近はやや低調なパフォーマンスに終始。外のシュートを覚えたいところだ。勝ちパターンを確立できていない感は否めず、プレーオフ進出のためにはここが踏ん張りどころだ。

18 ニックス 17-18
再建一年目のニックスも、ここまで本当によくやっている。しかしロスターの薄さは如何ともしがたく、ハーダウェーJrを欠くと得点力はガタ落ちに。そんな中、ビーズリーがキャリアハイの32得点、ファンにちょっとした驚きを与えた。元ドラフト2位の面目躍如といったところ。

19 クリッパーズ 14-19
一時期は負けが込んだが、ロケッツに勝利するなど復調してきた。スターター4人を欠きながらの頑張りは見事である。得点面ではHCの息子リバースが奮闘し、インサイドはジョーダンが平均15.1リバウンドと獅子奮迅の活躍である。ただしトレードの噂が絶えない。

20 ジャズ 15-21
ゴベアが復帰し「さあこれから」というところでの再度のケガは痛恨である。ルーキーのミッチェルは頑張っているが、平均わずか4.8アシストのルビオなど、ベテランの低調っぷりは情けない。ファンとしては、ここからチーム状態は上向くものと信じたいが…。

21 ブルズ 12-22
ミロティッチ復帰後に7連勝、直近10試合で8勝2敗と驚きの快進撃を見せている。タンク目的のフロントは困惑してるかもしれないが、トレードで水を差すようなことはやめてほしい。PFにはマルカネン、ミロティッチ、ポーティスといずれも3ポイントが撃てる優秀なストレッチ4が揃っている。

22 キングス 12-22
キャブス戦で40歳のカーターおじさんがシーズンハイの24点と大活躍。ダンクマシーンだった若手時代、まさかこんなに息の長い選手になるとは思いませんでした。このチームはザック・ランドルフもいるし、たくさんいる若手はベテランから多くを学び取ってほしいものである。

23 レイカーズ 11-22
このところ勝てていないが、若手の才能は本物だと思うので頑張ってほしい。ルーキーでは下位指名のクーズマが大当たりで、2位指名のロンゾはちょっと残念な感じ。来年は大物FAが何人か来るとの噂もあり、今シーズンは誰を残すかを見極めるシーズンなのかもしれない。

24 ホーネッツ 12-22
現在下位に沈むチームの中では、ホーネッツだけはプレーオフを目指すチームだったはずで、つまり今シーズンのこれまでは大失敗。4番ポジションが手薄にも関わらずセンターを何人も集めるなど不可解な補強もあったが、何よりだらしないのは選手たち自身である。

25 サンズ 13-23
平均112失点は相変わらずリーグワーストだが、ここ5試合中4試合で100失点以下に抑えるなど、ディフェンスは改善の兆しにあるようだ。攻撃面ではブッカーが平均24.6点と躍動、司令塔も兼任するなど牽引している。それにしてもロスターにシューター型PGが多すぎる。

26 マーベリックス 11-25
序盤に連敗を重ね、その後勝ったり負けたりで勝率5割。最終的に30勝前後で落ち着くだろうが、全て昨シーズンと同じである。違うのはチームのレジェンド、ノビツキーのおそらく現役最後のシーズンであること。フロントには将来を見据えたチーム作りが求められる。

27 ネッツ 12-22
他チームの不良債権を寄せ集めた急造チーム。シクサーズとのトレードでオカフォー、スタウスカスを獲得したが、やたらガードとセンターを増やすだけになってしまったような気がする。そろそろ寄せ集めた選手を整理することが必要なのでは?

28 ホークス 9-25
現時点でリーグ最低勝率だが、大型連敗はなくチーム状態も悪くない気がする。そもそもが開幕時点でリーグ最低レベルの戦力だっただけに、有能なHCの元、どっかのブルズと違ってチーム作り(タンキング)は計画通り進んでいる。

29 マジック 12-24
序盤戦にキャブス、スパーズを撃破し、東の首位に立ったのは一体なんだったのやら…。毎年ルーキーを上位で指名するものの、再建は一向に進んでいない気がする。スタッツを残しているからといって、チームを勝たせられない選手とMAX契約するのはやめてほしい。

30 グリズリーズ 11-24
序盤戦にウォリアーズ、ロケッツを撃破し、西の首位に立ったのは一体なんだったのやら…。コンリーをケガで欠くいま、ロスターには知らない選手だらけ。M.ガソールを放出し、完全に再建に舵を切る可能性は高いだろう。