NBA Power Ranking 2020 Opening
2019-2020シーズンが開幕しました。
今年は絶対的本命不在の混戦のシーズンで、近年にないワクワク感があり、そして八村選手の連日の活躍も楽しみです。そろそろNHKさん放送しませんか、そしたら受信料を払いますよ。
1.クリッパーズ(5-2)
今年のオフの勝者。開幕からポール・ジョージが欠場だが、もう一人のエース、カワイ・レナードの活躍が光る。この2人のほかにもディフェンスの達人がズラズラと並ぶ強烈なディフェンシブ・ラインナップだ。文句なしの本命。
2.バックス(5-2)
今やNBAの顔となった怪物アデトクンポ率いる東の雄。オフの移籍でガード陣がちょっと弱くなったかもしれないとはいえ、変わらず東の大本命だ。グリーク・フリークを止めれる選手っているの?
3.セブンティシクサーズ(5-1)
開幕から唯一の無敗だったがサンズに土をつけられた。スタメンはシモンズ(208cm)、リチャードソン(201cm)、ハリス(206cm)、ホーフォード(208cm)、エンビード(216cm)こんな大きなチームは見たことないです。対照的にベンチの弱さが弱点になるかも。
4.レイカーズ(5-1)
衰えが指摘されることもあるが、さすがはレブロン。衰えたなりにプレーの引き出しを色々とあけて騙し騙しうまくやってる感じです。キャブス時代以来のダニー・グリーンとの共演は、今までの互いの過去や因縁を考えると面白い。
5.セルティックス(4-1)
アービングを出して一昨年のケミストリーが復活したかも。ヘイワードが復活気味なのも嬉しいことです。オフに結んだジェイレン・ブラウンとの契約(4年115ミリオン)はさすがに非難の的に。
6.ジャズ(4-3)
優勝候補の一角との声はさすがに過大評価だったか。リーグ最高峰のディフェンスはお見事ながら、オフェンスがミッチェル以外に攻め手がなさすぎる。新加入のコンリーもまだまたフィットせず本調子ではない感じ。
7.ヒート(5-1)
あまり注目度の高くなかった新人2人、ナンとヒロが素晴らしい活躍。(ナンはドラフト外!?)ダンカン・ロビンソンという凄い名前の掘り出し者もいる。俺様バトラーを核としつつ、若手が伸び伸びやっており今期のダークホースか?
8.マーベリックス(4-2)
2年目のドンチッチが凄すぎる。平均トリプルダブルに迫ろうかという驚異のスタッツ。レブロンとやりあったレイカーズ戦の活躍はまさにスーパースターだった。どこまでこの勢いは続くか!?
9.サンズ(5-2)
開幕好調!からの失速…を何年間も続けているのであまり信用できないが、今シーズンのここまでの強さは本物なのか!?そんな中、2年目のエイトンが薬物規定違反で出場停止と水を差す行為。この危機を乗り越えて久しぶりのプレーオフへ!
10.ティンバーウルブズ(4-2)
ここも信用できないチームだが、今のところ好調だ。タウンズはこちらもスタッツモンスターで、センターなのに3ポイント成功率が50%超えってどういうこと!?ウィギンズもこれくらやっとけば叩かれることも少なくなるだろう。
11.ナゲッツ(4-2)
昨シーズンのウエスト2位のチームなのに、そこまでの強さは感じさせない。よく言われるのが、ヨキッチの太りすぎ疑惑。昨年からぽっちゃり体型の選手でしたが、あまり体重が増えると走れないしケガも増えるのでよくないですね。
12.ペイサーズ(3-3)
開幕からつまづいたが3連勝で持ち直す。オラディポがもどってくるまでは辛抱だ。最終的に東の4~5番手にくるだろうという感じ。
13.スパーズ(4-2)
とにかく地味なんですが、勝てる試合を落とさないのはさすが。それなりに数字をまとめてくるのもさすがだ。しかし西は若いライジングチームがわんさかとおり、プレーオフに出れるかどうかは分からない。
14.ラプターズ(4-2)
王者はこのあたりの位置だろうか。昨年のMIPシアカムはレナードが抜けて完全に独り立ちした印象。ファイナルの実質MVPヴァンブリートの好調も続いている。ベテラン勢の抜けた後に核となりそうな選手が育っているのは良いことだ。
15.トレイルブレイザーズ(3-4)
オフの動きは失敗だったのだろうか、リラードの負担がさらに大きくなっている気がする。昨年は失点の少ないチームだと思ったが、今シーズンは大量失点の試合が多い。
16.ロケッツ(4-3)
ウェストブルック獲得という賭けは今のところ失敗。オフェンスはザツすぎ、ディフェンスはザルすぎ。ウィザーズ相手にOTなしで158失点って…。3P爆撃とスモールラインアップ戦術はもはや限界か。このままではプレーオフ進出すら危ぶまれる。
17.キングス(2-5)
出だしでつまづいたが、若手のポテンシャルを考えれば巻き返しは可能だ。ルーク・ウォルトンHCはここまでは失格の烙印を押されている感じだが、戦術や選手の起用法を固めていくべきだろう。
18.ネッツ(3-4)
今年大注目を集めるチームだが、デュラントがいなければこんなもんでしょう。アービングは開幕戦で50点取るなど早くもエンジン全開だが、周りを使うのが苦手な独りよがりなスコアリングPGという評価が固まりつつある。
19.ピストンズ(3-5)
開幕からエースのグリフィン、司令塔ジャクソンを欠くのは厳しい。そんな中、ドラモンドはとてつもないリバウンドマシーンっぷりで、毎試合20リバウンド以上を連発して孤軍奮闘中だ。
20.サンダー(2-4)
SGAことシャイ・ギルジャス・アレクサンダーが急成長。今年のMIP候補でしょう。トレードで加入のクリス・ポールも、ここまではふてくされずに若手ばかりのチームで統率力を発揮しているのは好材料。
21.ホークス(2-3)
こちらも2年目トレー・ヤングが絶好調だったが、小柄ながら無理しすぎたのかケガでしばらく欠場することに。こうなるとここは厳しい。もう一年ぐらいタンキングするのだろうか。
22.マジック(2-4)
シクサーズを追われたフルツ君がようやくスランプを脱したとか。とはいえドラフト全体1位ということを考えるとまだまだ物足りない。今シーズンはなぜがディフェンスがよく、平均98.2失点と100失点を切っている。
23.ペリカンズ(1-6)
接戦を落としまくっているヤングコア集団。ドラ1ザイオン・ウィリアムソンのデビューはいつになるのやら。開幕前は期待が大きかっただけに、現状には多くの人ががっかりしているはず。
24.ブルズ(2-5)
オフの補強(ホワイト、サトランスキー、ヤング)はなかなか良く、ちゃんとエース(ラビーン)もいる。あとは勝つだけなのだが、何故勝てないのか。ローテーションにPGが4人もいるバランスの悪さは気になるが。
25.キャバリアーズ(2-4)
東の最下位候補の一角だが、小柄な先発ガードコンビがなかなか面白い。まだまだ無駄な契約の選手が多く、本格的な再建にはもう少し時間が必要か。
26.ホーネッツ(3-3)
多くの専門家がリーグ最下位に挙げていたチーム。3勝は大健闘だ。サラリーの高い順に、バトゥム(2556万ドル)、ロジアー(1989万ドル)、ビヨンボ(1700万ドル)、マービン・ウィリアムズ(1500万ドル)、ゼラー(1447万ドル)、MKG(1300万ドル)こんな選手たちにこの無駄な高額契約、泣けてきます。
27.ウィザーズ(2-4)
ロスターの顔ぶれはここがリーグワーストという感じだが、チームとしては意外とまとまっている。なんといってもドラフト9位の八村が予想以上の活躍で、完全にチームのサードオプションだ。ブライアント、バルタンズ、ワグナー、トロイブラウンなど若手がみんな良い。
28.ニックス(1-6)
オフシーズンはランドル、ポーティス、ギブソン、マーカス・モリスと謎のパワーフォワードコレクションで笑いをとった。(嘲笑?)ドラ3のルーキー、バレットは評価に違わず良い選手っぽいが、最下位を独走するなどチームとしての完成度は低い。
29.グリズリーズ(1-5)
完全なる再建一年目のチームなので、勝てないのは大目に見ましょう。まだまだ核となる選手は足りない感じで、あと2年ぐらいは辛抱が必要かも。
30.ウォリアーズ(2-5)
まさか昨年までの絶対王者がここまで急落するとは…。KDの移籍、トンプソンの大ケガ、開幕してからカリー、グリーン、ラッセルと次々とケガで離脱していき、残ったのはルーキーとなじみの薄いGリーガーばかりという悲惨な状況だ。