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イースト4強時代

NBAの駆け込みトレード、今年も凄かったですが、特に東の強豪チームがこぞって戦力をアップグレードしてきました。
これによって東の覇権争いは、ラプターズ、バックス、セルティックス、シクサーズのどこが勝ち上がってきてもおかしくないほどの激戦に、4チームの動きと戦力を改めて分析してみる。

シーズン半ばにJ.ヘンソン、M.デラベトバを出してG.ヒルを獲得。今回は伸び悩み気味のT.メイカーを放出し、結果的にペリカンズからN.ミロティッチを獲得。シューター型ビッグマンをさらに揃えることになった。これでバックスのラインナップは

G E.ブレッドソー G.ヒル D.ディビンチェンゾ
G M.ブログドン S.ブラウン P.コナトン
F K.ミドルトン T.スネル
F G.アンテトクンポ N.ミロティッチ E.イリャソバ
C B.ロペス D.ウィルソン

と、質・量共にイーストの本命といっていいほどの戦力を揃えた。

生え抜きのセンターJ.バランチュナス、コンボガードのD.ライト、シューターのCJ.マイルズをグリズリーズに放出し、元オールスターセンターのM.ガソルを獲得。ビッグマンのグレードアップに成功した。ラインナップは

G K.ロウリー F.ヴァンブリート
G D.グリーン P.マコー L.ブラウン
F K.レナード N.パウエル
F P.シアカム O.アヌノビー
C S.イバカ M.ガソル G.モンロー

ローテーション3選手の放出で、やや層が薄くなった感は否めない。特にウィングの補強が必要と思われる。

シーズン半ばにD.サリッチ、R.コビントンを放出し、オールスターのJ.バトラーを獲得。これに続いてW.チャンドラー、M.マスカラ、L.シャメットを放出し、クリッパーズから、T.ハリス、B.マリヤノビッチ、M.スコットを獲得。さらに居場所をなくしたM.フルツをマジックに放出し、J.シモンズを獲得した。ラインナップは

G B.シモンズ T.マコネル
G J.レディック J.シモンズ F.コルクマズ
F J.バトラー J.エニス
F T.ハリス M.スコット J.ボールデン
C J.エンビード B.マリヤノビッチ A.ジョンソン

と、これまたえげつない顔ぶれで、特にスタメンが強烈。シーズン開幕時から大幅なグレードアップを遂げた。

最後に、唯一動かなかったセルティックスのラインナップ。

G K.アービング T.ロジアー
G M.スマート J.ブラウン
F J.テイタム G.ヘイワード
F M.モリス D.タイス S.オジョレイ
C A.ホーフォード A.べインズ R.ウィリアムズ

トレードはなかったが、調子の上がらないヘイワードをベンチとするなど、スタメンを若干変更。それ以降は徐々に調子を上げてきている。こう見ても、戦力はイースト屈指だ。

うーん、これで東はこの4チームの中からどこが出てきても驚かないような熾烈な争いとなりました。中でもやっぱりバックスが抜けているかな。全体の勝率1位チームだし。

4強で潰しあってやっとのことでファイナルに出てきて、一方のウエストでは、ウォリアーズが楽々にファイナルに出てきたら嫌だなあ。西の上位陣も、ちょっとは頑張ってウォリアーズに一矢報いてほしいです。