NBAパワーランキング トレード後
トレード・デッドライン後のパワーランキング。探り探りという感じです。まあこの時期に動くチームの状態が良いはずがないわな。
1.ウォリアーズ(43-13)
2.ロケッツ(42-13)
再び強さと勢いを取り戻しており、T.アリーザの不在も感じさせない。J.ハーデンはリーグ史上初の60得点でのトリプルダブル、C.カペラは29分で25リバウンドと、それぞれが驚愕のパフォーマンスを披露。
3.セルティックス(40-18)
4.ラプターズ(39-16)
5.スパーズ(35-22)
6.ティンバーウルブズ(35-24)
勝つことには勝っているが、やはり主力酷使による息切れ感が否めない。オールスター休みの後に再び調子は上向くだろうが、これでは長丁場のプレーオフを戦い抜けないだろう。
7.サンダー(32-25)
8.バックス(31-24)
功労者のJ.キッドHC解任の是非はさておき、これでチーム状態が上向きなのは確か。インサイドとリバウンドが弱いチーム状況だっただけに、開幕から欠場していたJ.パーカーの復帰は大きい。
9.ウィザーズ(32-24)
今シーズン最も不安定なチームの一つ。チームの司令塔J.ウォールの欠場が多いのもその一因だろう。強豪に勝利したかと思いきや、格下のチームにとんでもない負け方をするので印象が悪い。
10.キャバリアーズ(33-22)
混沌とした空気を一掃するため、シーズン中にリセットボタンを押す。しかしトレード後のメンバーはそれほど悪くないし、このチームにはキング・レブロンがいるので、イーストの上位シードから落ちることは考えにくいだろう。
11.ジャズ(28-28)
目下9連勝中といま最も波に乗っているチーム。ハイライトは30点差をつけ大勝したウォリアーズ戦である。先日のトレードでも今期で契約の切れる選手を放出し、実力者J.クラウダーを獲得するなど効果的な動きをみせた。
12.トレイルブレイザーズ(31-26)
「大健闘」この一言につきる。CJマカラムが29分の出場で50得点すれば、相方D.リラードも負けじと29分で50得点。やはりこの強力ガードコンビがチームを支えている。
13.ペイサーズ(32-25)
こちらも「大健闘」。いつか落ちてくるだろうという大方の予想に反して、しぶとくプレーオフ圏内に留まっている。V.オラディポはオールスターに初選出されるなど、充実のシーズンを送っている。
14.ナゲッツ(30-26)
決して弱いチームではないが、勝率5割前後から抜け出せない。先日のトレードでは期待を裏切り続けたE.ムディエを放出。このところ出番の少ないK.ファリードにもトレードの噂がある。
15.シクサーズ(28-25)
J.エンビードがとまらない。オールスターの先発にも選ばれ、もはやリーグ有数のビッグマンである。若いチームらしく、接戦に弱いのが弱点。先行逃げ切りでなんとか接戦をものにしていきたい。
16.ヒート(30-26)
17.クリッパーズ(28-26)
B.グリフィン放出で旧チームを完全解体かと思いきや、D.ジョーダンは残留させる意向のようだ。L.ウィリアムズの活躍は素晴らしく、もはやシックスマンを超えたオールスター級の実力者と言って良いだろう。
18.ペリカンズ(29-26)
オールスター先発にも選ばれていたD.カズンズがケガで今期絶望に。プレーオフに向けてこれはあまりにも痛い。代役として急きょブルズからN.ミロティッチを獲得したが、層の薄さは深刻だ。
19.ピストンズ(27-28)
例の大型トレード後に5連勝。それまで8連敗していただけに、トレードは成功といれるだろう。B.グリフィンはもう何年もピストンズにいるかのような違和感のなさ。イーストのプレーオフ候補として踏みとどまった。
20.レイカーズ(23-32)
ここ10試合で8勝と絶好調。I.トーマス、C.フライを獲得したトレードには賛否両論あるが、来シーズン以降を見据えた動きともいえる。K.クーズマ、J.ハートなどドラフト下位指名の選手が活躍中。
21.ホーネッツ(23-33)
トレードの噂があったK.ウォーカーだが、今のところ動きはなし。サラリーキャップはいっぱいで、補強しようにも動けないのは辛いところだ。つまりはチーム作りが行き詰まった状況である。
22.マジック(18-37)
トレード前のキャブス相手に勝利し、これで今期の対キャブスは2勝2敗とした。負けた2試合も接戦で、相性の良さを感じさせる。ドラフト指名権と交換で先発PGのE.ペイトンを放出。なかなか中心メンバーが定まらない。
23.ニックス(23-34)
チームの希望の星K.ポルジンギスがケガで今季絶望に。唯一の希望と言ってもいいだけに、何事もないことを祈るだけだ。トレードでE.ムディエを獲得したが、F.ニリキナと先発争いをさせるつもりだろうか。
24.グリズリーズ(18-37)
25.キングス(17-38)
現時点でのリーグ最低勝率。とはいえ若手選手の多さはダントツで、伸びしろは大きい。先のトレードではベテランのG.ヒルを放出し、D.フォックスを先発PGに昇格させた。来シーズンに向けて評価できる動きだ。
26.ブルズ(19-36)
K.ダンのケガとN.ミロティッチ放出で、目先の勝利をあきらめ再建へと切り替えることに。復帰したZ.ラビーンが新エースたる活躍を見せている他、ここには楽しみな若手が多いのは光明だ。
27.ネッツ(19-38)
このチームのドラフト権は来シーズンオフもないのかな?市場に余っている選手でなんとかするしかないでしょうが、例の高給取りA.クラブが28点、34点とプチ・ブレイク見せている。
28.マーベリックス(18-39)
一時期は5割ほど勝っていたが、タンキングへと切り替えたようである。しかし他のドアマットチームに比べて中途半端に高給取りなベテランが多く、再建はそう簡単ではないだろう。
29.ホークス(18-39)
淡々と試合をして淡々と負け続けているが、これも全て予計画通り。ここから下手に連勝などして、上位指名権が貰えなくなっては大変だ。下位8チームによる熾烈なタンク合戦は既に始まっている。
30.サンズ(18-39)
ここへきてまたもディフェンスが崩壊。エースのD.ブッカーがいなければ何もできない感じである。マジックからE.ペイトンを獲得したが、同じく再建中のチームから放出された選手にあまり期待はできないか。