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ロケットスタート継続中

およそ3分の1が終わったNBA。恒例のパワーランキング形式で最近をふりかえる。

1 ロケッツ 21-4
元から強かったが、C.ポール復帰後は他を寄せつけない圧倒的な強さである。ハーデンも誰も止められないような感じで、同チームに平均10アシストと9アシストの選手がいるなんてありえない。レギュラーシーズンはこのまま突っ走りそうだが、ダントーニのチームはプレーオフで勝てないという点のみが心配だ。

2 ウォリアーズ 22-6
カリーだのデュラントだの、ちょくちょくと主力が休むのが気になるが、それでも圧倒的な強さに変わりはない。プレーオフに向けて主力のコンディションとモチベーションの両方を上げていくことが、これからの王者にとっての課題だろう。

3 セルティックス 23-6
接戦が多くブローアウト勝ちがあまりないのが今シーズンの特徴。そのためか若干疲れが出てくる頃と思われる。他の強豪に比べてベンチ層は厚いとはいえないが、敏腕スティーブンスHCは何とかやりくりするだろう。アービングのパフォーマンスは依然MVP級だ。

4 スパーズ 19-8
エースのレナードを欠きながらも調子を上げてきた。おそるべき底力をもつチームである。そのレナードも近々復帰するとの噂があり、これをきっかけに一気に突っ走りそうな雰囲気も感じさせる。セルツ戦で決勝シュートを決めたジノビリは40歳!?こちらもおそるべし。

5 キャバリアーズ 19-8
チームタイ記録の13連勝するも、相手に恵まれていた点は否めない。ルーHCがフライ、J.グリーンといったベンチの人材を活用し、好調につながっているのは良い傾向だ。I.トーマス、T.トンプソンの復帰も間近とのこと。引退騒動のお騒がせローズはもう戦力としては計算しないほうがよいだろう。

6 ラプターズ 17-8
ベテラン集団が元気である。特に平均得点111点(リーグ3位)とオフェンスが好調。常に11~12程度でローテーションを組むなど、非常に層の厚いチームでもある。スケジュールに恵まれていることから、しばらく好調が続きそうだ。

7 ティンバーウルブズ 16-11
連勝もなければ連敗もなく、好不調の波が少ないシーズンである。主力3人が平均20点近くとるなどバランスは良いが、ウィギンズにはもうちょっとがんばってもらいたい。ベンチ含めてメンバーは揃っているので、何かのきっかけでスパートがかかると良いのだが。

8 バックス 15-10
ようやくシーズン前に期待されていた順位へと上がってきた。ブレッドソーの加入は今のところ吉と出ているようだ。チームリバウンドが最下位の現状から、クリッパーズのD.ジョーダンの獲得を試みているとの噂だが、それよりもJ.パーカーの復帰を待つのが吉か。

9 ウィザーズ 14-12
リーグ屈指の司令塔ウォールをケガで欠いており、ここを何とか凌ぎたい。ジャズ戦のとんでもない大敗は、このチームが不安定なシーズンを送っていることの象徴である。やはりここは高給取りの(しつこい)ポーターJrに期待したいところ。

10 ナゲッツ 14-12
ミルサップのケガ離脱は痛手だが、それを埋めるだけの選手層の厚さはあるはずだ。ロスター17人のうちSGが5人、PFが6人という極端にアンバランスなメンバー構成になっており、トレードなどでバランスの改善が必要な気がする。

11 ペイサーズ 16-11
キャブスの連勝を止め、そこから4連勝。ペイサーズのここまでの健闘は、序盤戦の最大サプライズのひとつである。やはり新エース、オラディポの活躍が素晴らしい。安易なタンクに走らず、現有戦力でなんとかプレーオフを目指すこのチームの姿勢は見習うべき。

12 ピストンズ 14-12
開幕から好調だったチームがここへきて6連敗。今後も非常にタフなスケジュールが続き踏ん張りどころであるが、バンガンディHCになにか策はあるのだろうか。ピストンズはこの成績でもセントラルの4位。今シーズンは非常にハイレベルな地区となっている。

13 サンダー 12-14
ウォリアーズやスパーズに勝ちながら、マブスやネッツに負けるという不思議なチーム。そろそろいい加減に一致団結し、勝率5割前後の状況から抜け出さないことには、HCがクビになる可能性も。ひとつはっきりしたのは、ウエストブルックはスター選手との共存が難しいということ。

14 シクサーズ 13-13
格下のサンズやレイカーズに負けるなど、取りこぼしが続いている。ぽつぽつとケガ人が出てきたことも気がかりである。そんな中、出番のなかったJ.オカフォー、N.スタウスカスを放出し、ネッツからT.ブッカーを獲得。ベテランを加えたことで安定感が増すことを期待したい。

15 ペリカンズ 14-14
凶悪なスターターと対照的な貧弱ベンチメンバーは要改善だが、サラリーの状況から補強は難しい。このままではスターターの疲労が溜まる一方である。カズンズ&デービス頼みの何かと大味な試合運びという印象が否めない。

16 ジャズ 13-14
大黒柱ゴベアがケガから復帰し、早速ディフェンスにはその効果が出ている。オフェンスではルーキーのD.ミッチェルが気持ちいいほどの大活躍。このまま平均得点を伸ばし続ければ、まさかの新人王獲得もあり得るだろう。

17 ヒート 13-13
セルティックスの連勝を止める実力がありながら、この試合以外で格上にはほとんど勝てていないというもどかしさもある。戦力的には東の5,6位あたりが妥当で、プレーオフ進出は最低ノルマだ。

18 トレイルブレイザーズ 13-13
5連敗はいずれも力負けといった印象で、チームの限界を感じさせる。おそらくサンダーあたりとプレーオフ最後の座を争うことになりそうだが、可能であればベンチの底上げを図りたいところだ。特にリラード&マカラム頼りのオフェンスは要改善。

19 ニックス 13-13
再建中ながらここまでよくやっているという印象だが、ポルジンギスのスタッツと共に緩やかに下降中。先発PGをルーキーのニリキナにするなど、さらに若返りを図ってはいかがかと思います。カーメロ時代の重苦しい空気は一掃されたといえる。

20 レイカーズ 10-15
イングラムが徐々にその才能を発揮し始め、シュート不調のロンゾもできることをやっているという印象。K.クーズマは今年のドラフト最大の掘り出し物。これだけ才能のある若手が揃っているのだから、チームには明るい未来しか見えない。

21 ネッツ 10-15
バカげた補強のせいで何年間もドラフト権がない八方塞がりの状況だったが、FAやトレード補強でうまくやりくりしている。ベテランを放出し、一巡目上位指名のJ.オカフォー、スタウスカスを獲得した今回のトレードも好意的に評価すべきだろう。

22 クリッパーズ 10-15
どん底の状態は抜け出したとはいえ、ベストメンバーからはほど遠い状況。経験豊富な司令塔テオドシッチが戻ってきたことで少しは改善するだろう。高額サラリーのベテランを放出するかどうか、首脳陣にはチームの未来を考えた決断が求められる。

23 マジック 11-17
一時は地区首位に立つものの、ズルズルと後退してプレーオフ圏外に。ドラフト5位のアイザックも今のところは期待外れの印象で、ドラフト下手なチームという印象が定着している。ここ最近の新人もヘゾニャ、ペイトン、ゴードン・・・確かに順位の割にパッとしない。

24 マーベリックス 7-20
ここ10試合では勝率だいたい5割と復調の兆しがみえる。昨シーズンの序盤戦もこんな感じで、つまりベテランが多くてスロースタートということである。チームのレジェンド、ノヴィツキーの最後のシーズンになりそう。今のうちに次のエースを見つけなくては。

25 ホーネッツ 10-16
ダントツの最下位ブルズに今シーズンだけで2勝を献上。D.ハワードは元気で、N.バトゥムも復帰したにも関わらずの体たらくである。各ポジションの選手も揃っているし一体何が問題なのかよくわからないチームである。

26 キングス 8-18
敵地でのウォリアーズ撃破は今シーズンのハイライト。この若いチームのポテンシャルと可能性を知らしめた。ルーキーPGフォックスがスターターに定着してからは、5割近い勝率を残している。昔シクサーズにいたJ.サンプソン、今はここにいるんですね。

27 サンズ 9-19
時々見違えるようにいい試合をすることもあるが、基本的には大量失点(115点)を繰り返すディフェンスレスのチーム。爆発的なオフェンスを備え、強豪にとってはちょっとやりにくいチームではあると思われるが。

28 グリズリーズ 8-19
今シーズンのHC解任第1号は、グリズリーズのフィッツデールとなった。成績不振とはいえ、選手から慕われていた元HCの解任には否定的な声が多い。このまま下降を続ければ、M.ガソル、コンリーなど主力を放出してチームを完全解体する可能性も。

29 ホークス 6-20
しっかりと試合をしてしっかり負けるというのは、再建中のチームとしてお手本のような戦い方。ルーキーのJ.コリンズが台頭してくるなど、明るい話題も少なくない。ドラフトでいい新人が入ればいずれプレーオフ戦線に復帰するだろう。

30 ブルズ 6-20
接戦を落としまくりの10連敗から、ミロティッチ復帰後は3連勝。なんと東の首位セルティックスにも勝利するサプライズも。ミロティッチとポーティスは和解、クリス・ダンやマルカネンらが躍動しており、チーム状態は上がってきている。