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ファイナルとドラフトのこと

実家に帰ってファイナル第7戦をじっくりと見た。ホントはキャブスの勝った5~7戦を見たかったのですが、如何せん時間がないので。

うーん・・・キャブスはよくこれで勝てましたね。それぐらい外のシュートが全然入ってなかった。それでもJRスミスの後半立ち上がりの2本とか、レブロンの終盤のとか、アービングの決勝点とか、要所の3ポイントはしっかりと決めてたんですよね。ラブは相変わらず0本でしたけどね・・・。まあその分みんなでインサイドポストプレーとか、ドライブインを強調してました。ボガットのいないウォリアーズはどうしてもインサイドが手薄になっちゃいますから。

一方ウォリアーズの3ポイントはまずまず。普段のウォリアーズ、とりわけスプラッシュブラザーズからしたら全然少ないんですけどね。その分ドレイモンドが6本を高確率で決めてました。この重圧のかかる最終戦で32得点か・・・すげー選手だな。しかしキャブスとは対照的に試合終盤の大事なシュートはことごとく外れてましたね。オフェンスが手詰まりになってとりあえず放り投げてる感じでしたが、さすがにそれでは決まらないですよね。

あとはウォリアーズのスティーブ・カーHCが珍しく采配ミスをしたような気が。サイズ不足でやむを得なかったとはいえ、試合終盤の大事なところでエジーリを出したのは失敗でした。レブロンの実質3ポイント2本とか、エジーリのところを狙われて流れがキャブスに行っちゃいましたからねー。明らかにコート上の他の4人よりもワンテンポ・ツーテンポ遅かった気がします。キャブスのルー大柴(笑)はその辺うまくやってて、不調のラブを出したり引っ込めたり、層の薄いベンチもうまく使ってましたね。

試合を決めたプレーは2つあって、1つはレブロンの速攻ブロック。そしてもう1つがアービングの3ポイント。この2プレーは戦術とかのレベルを超えて完全に個人の力です。アービングのプレーをコールしたのはルーさんなのかな?そしたら凄いですね。あえてレブロンじゃなくてアービングを選択するあたりよく選手を見てるのかなーという印象。最後の最後にこんな好ゲームが見れて、しかもキャブスの優勝という個人的にはハッピーエンドだったので、今年のNBAには満足です。よかったよかった。

最後にドラフトについて。分不相応な1位指名権をもてあます我らがシクサーズは、かねてから噂されていたベン・シモンズを指名しました。208センチのSF-PFで、3ポイントが苦手らしい。ダブりまくり、人員過剰なポジションですが、とりあえず一番いい選手を指名する形となりました。うん、それでもフォワードは完全に人員過剰ですね。どうするんだろ。

現状のロスター(FAは含まず)
PG カナーン、マコネル、マーシャル
SG スタウスカス、ホリストンプソン
SF コビントン、ジェラミグラント
PF ベンシモンズ、サリッチ、ホームズ、ランドリー
C オカフォー、ノエル、エンビード

と、どう考えても1番~3番ポジションが手薄なんです。イシュ・スミスとはぜひ再契約すべき。ノエル、オカフォーのトレードの噂が出ていますが、それって大丈夫なのか?エンビードと心中するなんて、危険すぎる・・・。またごっそりと選手を入れ替えるつもりなんですかね。よくわからんフロントだ。