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はぐれチャールズ

ちょっと面白い記事を見つけました。懐かしのあの人が好き勝手言ってます。

NBA史上最高のパワーフォワードと称されるチャールズ・バークリー氏(53)が2日、米国のスポーツ専門局ESPNのテレビ番組に電話出演し、一部のチームだけに戦力が集中するプロバスケットボール界に苦言を呈した。

 現役時代から思ったことはすぐ口にするバークリー氏は「今季のNBAはこれまでのところ“ひどい”の一言」といつもの調子で話し始めると、「ウォリアーズがクリッパーズ、キャブス、サンダー、スパーズと対戦しない限り、試合を開始から終了まですべて見ることはないね。(それ以外のカードは)試合の内容がいまひとつだ。バスケットボールは大好きだが、見る価値があるのはこれまでのところ5試合程度しかないね」と戦力の偏りを指摘した。

 現在は解説者を務める立場から「NBAを盛り上げることが我々の仕事」と熱く語るバークリー氏。「もっと戦力を拮抗させたい。4チームだけしか優勝のチャンスがないリーグなんて見たくない。バックスや76ersなども、もっと戦力を充実させないとダメだ。そういうリーグが見たいよ」とオフにフリーエージェント選手を獲得するなど、各チームの積極的な補強に期待していた。

シクサーズにもふれる辺りがバークレーらしい(笑)。記事にあるように史上最高のパワーフォワードではないと思いますが、個性的な選手でした。身長196センチぐらいで2メートル超えのビッグマンと互角にやってたんだから凄い。体重は晩年は130キロぐらいありましたかねー。何かの本で、着地時の衝撃はマイケル・ジョーダンの3倍とか書いてありました。

NBAはサラリーキャップとドラフトロッタリー制度があるんで戦力は拮抗しているはずなんですが、どうしても格差が出てしまうんですよねー。4チームしか優勝のチャンスがないというのはご指摘の通りで、今年はひょっとしたら2チームぐらいしか優勝チャンスはないかも。そこでNBAをもっと面白くするための方法を考えてみました。

・サッカーみたいに2部リーグ制にして、入れ替え戦を行う
現状、下位チームはいくら負けてもお咎めなし。むしろドラフト上位指名権がもらえるので、負けたほうが良い選手が貰える確率が上がっちゃいます。サッカーみたく入れ替え戦があれば、下位チームの尻に火がつくでしょう。

プレーオフの試合数を減らし、よりスリリングなトーナメントに
現状、ファイナル制覇のためにはプレーオフで16勝が必要です。さすがに試合数が多すぎて、ちょっとダレる。ファイナル以外は3戦勝ち抜きにしちゃって、アップセットが起きやすく緊張感のあるプレーオフにしましょう。

・無意味なディジョン分けの見直し
5チーム×6ディビジョンは多すぎます。そもそもプレーオフ進出のためには東・西で8位以内に入ればいいので、ディビジョン内の順位とか実はどーでもいいんです。前みたいにAtlantic、Central、Midwest、Pacificの4つでいいです。

・ファウル&フリースロー条件の厳格化
ハイスコアゲームは面白いんですけど、最近はちょっとインフレしすぎ。平均115点とかあり得ないです。試合を見てて最もゲンナリするのが、ハーデンみたいな最初っからファール&FT狙いのプレーと、最近流行のハック・ア・○○戦法。ちょっとぐらいの接触で笛を吹かずに、ハンドボール並みのコンタクトを認めればもっとタフなリーグになるでしょう。

私の意見を一言でまとめると、「懐古主義」でございます。今のNBAもいいんですけど、90年代後半とかはやっぱり面白かったなー。こんなことを言うあたり、私もオジサン化してるかな。