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ペリカン対雷神 前半戦の総括

Pelicans vs Thunder
いやはや、勢いに乗ったサンダーの瞬間風速は凄いですね。波に乗ったらウォリアーズにも勝てるんちゃうかな?と思わせるほどの強さを感じます。問題は安定感なんですが、ケガがちなデュラントに何もなければ、ウエストブルックとのコンビは強烈だと思いますね。この2人が揃えば何でもできそうな気がするのです。脇を固めるメンバー、ベンチまで個性豊かなメンバーが揃ってます。

それにしてもウエストブルックの万能っぷりは恐るべしです。今年はアシストに重点を置いてるようで、平均10アシストはリーグ2位。この試合も23点9リバウンド10アシストと、あと一歩でトリプルダブルという活躍。調べてみましたが、歴代トリプルダブル回数の上位はこうなってます。

オスカー・ロバートソン 181
ウィルト・チェンバレン 78
ラリー・バード 59
ファット・レバー 43

年間トリプルダブルのO.ロバートソンはちょっと置いといて、PGからセンターまで難なくこなしたマジックも置いといて(笑)、キッドの記録にどこまで迫れますかねー。レブロンの記録なんかは軽く抜いてしまいそうな気がします。やっぱりトリプルダブルで一番ネックになるのはアシスト数だと思うんで、ガードのほうが有利だと思うのです。

あとこの試合で前半戦が全て終わったので、一応総括らしきことを。期待以上のチーム、期待に応えたチーム、期待外れだったチームをまとめました。

★ちょっとできすぎで賞
ウォリアーズ(48-4)
52試合でわずか4敗。これはブルズの72勝10敗という記録の更新が見えてきました。スモールラインアップの不安要素もあっただけに、この強さはちょっと、いやかなり予想外でしたね。どこまで走りますかね。

ラプターズ(35-17)
初のオールスター開催に向けて、オフには気合入りまくりの補強を実施。その効果はてきめんで、フランチャイズレコードを更新する勢いで勝ちまくってます。東の本命に推す声も。

セルティックス(32-23)
スター不在の全員バスケット、しかもスターターは超スモールラインアップ。これで全体7位の勝ち星を挙げているのは奇跡としか言いようがない。スティーブンスHCがだいぶ優秀なんでしょうね。

トレイルブレイザーズ(27-27)
私は西の最下位と予想していました。どうもすみませんでした(礼)。リラードが獅子奮迅の活躍で若いチームを引っ張り、マカラムが平均得点を昨年比3倍以上(!)と大ブレイクを果たしました。

★よくがんばったで賞
スパーズ(45-8)
ホーム全勝と素晴らしい成績なのですが、ウォリアーズのせいで霞んでしまう。スパーズには珍しくオルドリッジというスターを迎えた今期、チームの熟成が進めば打倒GSの一番手になれると思うのですが。

サンダー(40-14)
カレッジのレジェンド、ドノバンHCの1年目のシーズン。前半は上々の出来ではないでしょうか。冒頭にも書きましたが、デュラントの健康状態がチームの鍵を握ると思います。しつこいようですが、私は優勝候補に挙げてます。

ピストンズ(27-27)
若干失速気味ではありますが、昨年の惨状を考えると良くやってます。平均15リバウンドのドラモンドをはじめ、なかなかのタフなバッドボーイ揃い。古豪ピストンズらしくなってきました。

★がっかりで賞
ロケッツ(27-28)
オフに優勝候補に挙げられながら、勝率5割を下回る体たらく。不祥事続きのローソン、衰えの目立つハワードが期待を裏切り、結局はハーデンのワンマンチームに。後半の巻き返しはあるか?

ニックス(23-32)
あれだけ補強しながら思うように勝てず、フィッシャーHCをクビにするなど相変わらずのゴタゴタ続き。名HCは名GMならずといいますが、フィル・ジャクソンもそうなのか?ポルジンギスの才能の芽を潰さないことを祈る。

バックス(22-32)
オフの期待値からすると最低でもプレーオフがノルマ。やはり司令塔がMCWでは勝てないのか?人事権を握るキッドHCに何か策はあるのでしょうか。

ペリカンズ(20-33)
開幕時からケガ人が多すぎますよ。これでは戦えません。既にエバンス、ゴードンがほぼ今季絶望と苦しい状況。無事是名馬とはいいますが、いくら才能があってもケガしてちゃダメですよねえ。

他にも語りたいことはいっぱいあるのですが、とりあえずはカナダで初のオールスターゲームを楽しみたいと思います。シクサーズの後半にも密かに期待したいです。期待しすぎると裏切られますので。