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類型化日本男子

斎藤環という人の「ヤンキー化する日本」(角川新書)を読んでます。安易な文で書かれていて非常に読みやすい。ヤンキー化をテーマとしつつ、実際は安倍ちゃん批判の本ですね。よっぽど安部のことが嫌いなんだろう。日本人がヤンキー化しているということで、日本男子の他のタイプについても考えてみる。類型化作業、楽しいです。(ラベリングの危険性もあるんですが) 例のごとく偏見がかなり入っているのでご容赦ください。

①ヤンキータイプ
現代日本の最大多数を占める。反知性主義の権化。成人式で派手な格好をしたり暴れたりするのが典型例。コミュニケーション力が非常に高く、空気を読む能力に長け会話も上手。集団行動を好み、孤立するのを嫌う。いわゆる「やんちゃ」なタイプだが、上下関係に厳しく、家族や仲間、地域社会を非常に大事にする。生活力が高く、早熟で若いうちから社会に出て、結婚し子供をたくさん作る。極端な現状肯定思考であり、批判精神はゼロ。自然と現実と向き合い、現実に適応する。政府からすると模範的かつ都合の良いタイプ。
〈職業〉土木建設業、運転手、職人、製造業、飲食店、農林水産業
〈好きな○○〉
テレビ:バラエティ  車:黒のワンボックス  本:読まない
音楽:Exile,湘南の風  女性のタイプ:ギャル  スポーツ:興味ない

②体育会系タイプ
学生時代に運動部に所属し、そのノリを社会に持ち込むタイプ。いつも明るく元気でコミュ力も高い。上下関係の厳しさ、現状肯定はヤンキーより上。体育会系体質の企業は多いため、企業との相性がよくバリバリのビジネスマンとなることも。安定志向で立派な社会人と評価されるが、異なる価値観を受け入れることができない。学歴はピンキリだが、このタイプの高学歴な人間は就職が目的のようだ。類似点が多いため、ヤンキータイプとの相性が良い。政府にとっては優等生で、公教育は基本的にこのタイプの人材を育成するのが目的のようだ。
〈職業〉公務員、警察・消防、営業マン、管理職、介護・看護
〈好きな○○〉
テレビ:バラエティ  車:トヨタ,ホンダ  本:自己啓発,小説
音楽:J-pop全般  女性のタイプ:良妻賢母  スポーツ:見るよりやる

③インテリタイプ
高学歴ながら世間知らずなお坊ちゃま。育ちがよく品があり、礼儀正しい。繊細でナイーブだが、他人には親切。社会に出るのは比較的遅く、自立や結婚も遅れがち。世間の常識にも疎い。知識と教養はあるが、それを発揮する機会がないのが現実。抽象的な思考や議論を好み、空想や宗教に嵌ることもある。自分よりも社会が悪いと考えがちで、リベラル、左翼寄りの思考をもつ。ヤンキー系、体育会系との相性が悪く、特に体育会系とは犬猿の仲。時の政府はこのタイプが気に入らないようで、国立文系学部を無くすのだとか。
〈職業〉事務職、教員、学者、研究職、作家、開業医、エンジニア
〈好きな○○〉
テレビ:報道,スポーツ  車:外車  本:ノンフィクション
音楽:洋楽,ハードロック  女性のタイプ:モデル系  スポーツ:見る専門

④オタクタイプ
現実社会との接触を避け、自分の世界に籠るニュータイプ。かつては非難の的だったが、最近では数を増やし市民権を得つつある。オタクだから自立できないということもないだろう。特定の物事に強い拘りと関心をもち、そこに注ぐ情熱は凄い。仕事より趣味を優先しがちで、趣味が仕事に発展することも。あらゆる産業が飽和状態の今では、バカにできない存在。経験より知識に偏りがちなのはインテリと共通で、この2タイプは相性も良い。政府からすると、生産性はないが人畜無害な存在のようである。
〈職業〉IT系、調査員、販売員、ブロガー、アニメーター、自宅警備
テレビ:アニメ  車:スバル(or乗らない)  本:マンガ,ライトノベル
音楽:V系ロック,アニソン  女性のタイプ:萌え系  スポーツ:興味なし

えーと、すみません(^^;) 超乱暴な分類です。一般的には肉食系男子はタイプ①②に多く、草食系男子はタイプ③④に多いということで間違いないと思います。皆さんお気づきだと思いますが、このブログの筆者はタイプ③(ちょっと④の要素もあり)です。あーそういえば、本家のNBA選手分類が終わってないですね。そのうちやります。