これじゃない感
ＮＦＬディビジョナルプレーオフが始まりましたよ。ＮＨＫで放送があったのはＡＦＣの２試合。どちらもプレーオフ７連敗中のチーフス、ベンガルズの試合です。
チーフス ３０－０ テキサンズ
蓋を開けてみれば１０連勝中の勢いに乗るチーフスの圧勝でした。キックオフリターンＴＤに始まり攻守に圧倒。惜しいとかハラハラするシーンも皆無でしたね。チーフスが強いというよりはとにかくテキサンズが弱かった。シーズン何人目かのＱＢホイヤーがダメダメでしたねー。ディフェンスの中心ワットまでケガしちゃって「おしまい」という感じでした。
チーフスのＱＢスミスがクローズアップされてましたね。４９ＥＲＳからチーフスに移籍し、プレーオフ勝利に導いたあたりがジョー・モンタナとダブるのだとか。ドラフト全体１位で指名されながら、その後なかなかスポットライトを浴びることのなかった悲運のＱＢの一人かもしれませんが。このプレーオフで殻を破るか注目です。チーフス自体も、この強さだったらＡＦＣを勝ち抜いてもおかしくないですよ。
因縁の同地区ライバル対決。直近の１４週の試合も荒れに荒れたとかで、両ＨＣにあらかじめ警告が出されるなど、試合前から危険な雰囲気がプンプン。ベンガルズはこの大事な試合にエースＱＢドルトンがケガで出れず、マキャロンという若者が代役でした。このマキャロンがねー。なんつーか、失礼ですが「顔じゃない」んですよね。マンガだったら確実に脇役の顔。いかにも持ってなさそうな顔。
試合のほうはまあ荒れる荒れる。イエローフラッグ（反則）が飛び交う審判大忙しの試合で、あちらこちらで乱闘が勃発。血の気の多いベンガルズのディフェンス陣の中で、特にバーフィクトが危険。第４Ｑに１６点とって一時は逆転したベンガルズでしたが、スティーラーズ最後のドライブも悪質な反則２つで３０ヤード与え、決勝ＦＧを与えてしまいました。「短気は損気」とは、まさにこのこと。目の前の勝利がするりと逃げていき、これでプレーオフ８連敗に。
ＮＦＣのほうも結果だけおさらい。
シーホークス １０－９ バイキングス
これまたタイトなスコアですねー。どんな試合だったのか気になりますが、シーホークスがなんとか勢いに乗るバイキングスを退けました。
やはりこうなったか・・・。勝負どころのロジャースの底力は計り知れないですな。なんだかここからどんどん調子を上げていきそうな気配すら感じます。
はい、４試合全てがアウェイのチームの勝利。つまり下位シードの勝利ということになりました。まあ勝ち星＝シード順じゃないんですが、それでも恐るべき結果ですよね。ワタクシの予想は３勝１敗で、ベンガルズ戦のみハズれ。これだけ当たるのも珍しい（笑）
これで２回戦の組み合わせも決定しました。３、４シードが全て敗退。
②ペイトリオッツ － ⑤チーフス
①パンサーズ － ⑥シーホークス
組み合わせが変わっちゃったので、予想もやり直しですね。それでは。それにしてもベンガルズ（泣）
