gura says to...

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Why Fukui people?

欲しがりません勝つまでは・・・もとい、更新しません勝つまでは。精神衛生上よろしくないので。誰かシクサーズが勝利したときのみ通知してくれるアプリを開発してください(笑)


さて、これから読書の感想もこのブログに書こうと思います。「ブクログ」あるんですけど、面倒くさくてどうせ更新しないので。

今回はこのような本を読みました。
福井県の学力・体力がトップクラスの秘密」(中公新書ラクレ 志水宏吉 編著)


福井で生まれ育った私としては、何ら新鮮味のないあたり前が書いてあるだけの本。帯の「群れる力に学べ!」というキャッチコピーにつられて購入してしまった。「群れる力」って、それダメじゃん!

高校時代に変わり者の倫理の先生がいて、とにかく生徒に「群れるな!」って言ってたんですよ。連れション禁止したりとか。結構好きな先生だったので、その影響で「群れる力」なんて肯定的なことを言われるとつい否定してしまう(苦笑)。群れるのって動物的な行為じゃないですか?人間なら一人で行動しろと思うので。

で、福井の生徒が群れてるかというと、群れてますね。空気を読むとか、目立たないようにするとか、そういうこともかなり求められる。とにかく保守的で閉鎖的な地域なので、事なかれ主義みたいなのは相当強いです。学力が高いのは、宿題が多く補習をやるからで、体力が高いのは運動部に強制入部させられるからじゃないでしょうか。自主的に頑張ってるわけではない。

この本では、とにかく福井の生徒も先生も「まじめ」と言ってまじめさを称賛している。ただここでのまじめっていうのは「素直」という意味のまじめさなんですよね。追求するようなまじめさは「頑固」として否定されているかも。「素直な子」っていうのはもちろん良いんでしょうけど、悪く言えば従順で扱いやすいともいえる。それこそ「素直な大人」なんていたら気持ち悪いですし。

ということで、福井県民の弱点は「疑う力」の欠如だと思ってます。特に「常識」を疑う力はかなり弱いと思いますね。若い人ほど保守的というか、古い価値観を普通に受け入れちゃうので、「変わり者」福井県民の私としては非常に居心地が悪く、怖さを感じているのです。まあ一言でいえばあらゆる点で「田舎」なんでしょうね。自民党バンザーイですから。