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CD感想 SOPHIA「ALIVE」

SOPHIAのそこそこヒットしたアルバム「ALIVE」をブックオフhttp://ecx.images-amazon.com/images/I/416BR8DE02L.jpgで購入しました。(280円…安っ!) ソフィア懐かしいなー。昔「進化論」とか流行ってましたね。でもアルバムは聴いたことがないし、バンドについてもあまり知識がありません。

・ボーカルの松岡充がジャニーズ系でやたらイケメン。ドラマにも出てたし俳優(?)としても活躍してた。


・いわゆる「ビジュアル系」らしいです。たぶん違うと思うけど。

・知ってる曲は「進化論」と「KURUKURU」ぐらい。他にもあったような・・・。

ということで、何となく気になりつつもこれまで聴いてこなかったバンドですが、この「ALIVE」はかなり良かったです。邦楽のロックアルバムでここまで良いのは珍しい。気に入った曲の感想です。

1.ゴキゲン鳥(アルバムバージョン)
この曲はかなりいい!つかみとしては最高の出来で、一気にアルバムの独特の世界観に引き込まれます。イントロのキーボードリフがカッコよすぎだし、アコギやハーモニカなどたくさん楽器を使ってかなり作り込まれてる曲、という気がします。1曲目からこのクオリティーだと後の曲にも期待しちゃいます。

2.DIVE
一曲目の流れを受け、この曲もイントロからいい感じ。初期のラルクというかビジュアル系っぽい耽美的な雰囲気を感じます。1&2曲目はキーボードの都さんの作曲らしい。

3.この風に吹かれながら
ここでちょっと雰囲気が変わります。ギターの音色とねっとりじとじとした重たい空気感が心地よい(病んでる?)。4曲目もなんとなく曲調が似ていて、この2曲はつながっているような感じがします。

8.坂道

ベタなバラードですが、サビのメロディが自分の好きな旋律から若干ずれていくのが惜しい。どこかで聴いたことあるような気もする。

10.君と揺れていたい
この曲はシングルらしいですね。シタールみたいな音が異国情緒を感じさせ、雰囲気は3曲目となんとなく似ているかな(もうちょっと爽やかですが)。曲の構成・展開が面白い。

11.蜘蛛と蝙蝠
ここら辺がアルバムのクライマックスですかね。シングルでもおかしくないような、キャッチ―で疾走感があって耳に残る曲。

12.ALIVE
アルバム表題曲。弾き語りのような感じで始まり、一気に盛り上がる。松岡さんってそんなに歌唱力が高いと思わないんで、こういう曲の魅力は今ひとつかな(失礼) ファンの評価は高いみたいです。

うーん・・・聴きどころはかなりありますね。曲の並びとかも考えられてるなー。1曲目と5曲目の「口笛」、ラストの曲「about」に同じメロディが出てきてつながりを感じさせたりと、コンセプトアルバム的な構成も面白い。ジャケットの写真も邦楽ロックには珍しくセンスがいいし、ちょっと文句のつけようがないかな。なかなかの掘り出し物でした。SOPHIAの他のアルバムも聞いていきたいと思います。