Pistons 対 Spursを見た
開幕から絶不調のデトロイト・ピストンズでしたが、契約を２年以上残すエース格のジョシュ・スミスをまさかの解雇。トレードやアムネスティ解雇ではなく、これだけの選手を普通にクビにするというのは極めて珍しい。よっぽどバンガンディHCとかチームメイトに嫌われてたんかな・・・。
で、スミス解雇後のピストンズですが、憑き物が取れたかのようになんと５連勝をマーク。これにはビックリですが、チームスポーツってこんなもんなんでしょうか。モンロー＆ドラモンドの若手ツインタワーという強みを前面に出すことで、戦術がハッキリしてきたのかもしれません。こうなると残念ながらジョシュスミスはチームの癌だった・・・と言わざるをえないかも。（ロケッツに拾われたそうです）
この日は強豪スパーズが相手で、序盤から大量リードを奪われるという展開。スパーズのポポビッチHCが最近よくやるのがスタメン５人フルチェンジ戦法。まるでアイスホッケーのライン制みたいな戦法ですが、この日も序盤から頻繁なメンバーチェンジで相手に的を絞らせません。序盤はダメダメだったピストンズですが、徐々に若手ツインタワーがインサイドを制圧。オフェンスリバウンドから次々と得点を重ね、この日はスパーズのツインタワーを完全に上回ってました。ミークス＆オーガスティンの控えガードコンビが要所で３ポイントを決めるなどの活躍で、３Qには逆転に成功。
その後ウトウトしてしまってよくわからなかったのですが（汗） スパーズがしぶとさを発揮し、４Qの終盤もスパーズがリード。しかも残り８秒でスパーズボール、これはファールゲーム的な展開かと思いきや、ダンカンがやらかしてしまいました。不用意なパスをジェニングスにスティールされ、そのままブザービーターを決められるというまさかの展開に。終盤にフリースローを外しまくってましたし、なんかスパーズらしくない負け方だなー。
強豪相手に苦戦はしましたが、ピストンズとしては勝ちは勝ちです。これでスミス解雇後は負けなしの６連勝。次の試合でもマーベリックスにも勝利し、７連勝。うーんピストンズが熱いねーレッドホットピストンズってな感じだねー。今後順位が上がっていけば、ふがいないイーストも面白くなってくるかもしれません。
ところで最近何気に絶好調なのが伏兵アトランタ・ホークス。西の強豪を次々と撃破し、遂にイーストの首位に立ちましたが、これはブデンホルツァーHCが凄いのかな。あの（地味な）メンツでよくやってると思います。私の予想は確か東で１０位だったので、これは失礼しました・・・。逆に泥沼にはまったのがニューヨーク・ニックスで、１４連敗ですか・・・きついなー。カーメロもアマレもバルニャーニも出てないらしいし無名の若手ばかりになっちゃいました。あのシクサーズにも勝率で抜かれるし、ほんとに心配になるくらい泥沼です。
最後に週間シクサーズ（笑）。
