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スポーツネタ中心

Spurs vs Blues を見た

だいぶ遅ればせながら・・・新年あけましておめでとうございます。
 
こんな拙いブログではありますが、何とか3年続いております。今年もスポーツや音楽ネタを中心に思ったことを書いていきたいと思います。
 
さて、タイトルのSpursですが、NBAのスパーズではなくてイングランド・プレミアリーグトットナム・ホットスパーズ(通称Spurs)のことで、Bluesというのは、同じくプレミアリーグの強豪チェルシーのことです。このトットナムチェルシーがとんでもない試合でして、ふだんあまりサッカーを熱心に見ない僕ですら、テレビの前でぶったまげたのであります。
 
試合の感想を一言でいうと、
「サッカーってこんなにスリリングで面白いスポーツだったのか!」(>o<)
 
という、サッカーへの印象が変わるほどの熱戦。開幕から首位をひた走るチェルシーが当然有利かと思われていましたが、この日のホワイト・ハートレーンのトットナムはいつもと違いました。結果は最少失点のチェルシー相手に5-3という信じられないスコアで勝利。
 
トットナムの勝利の立役者はハリー・ケインというこれまで無名のイングランドの若手FW。この試合でも2得点、さらにあと2点にも絡むという驚異的な活躍でしたが、数字以上にプレーのインパクトが凄かった。もうボールを持ったら全然相手に取られないんですね。スピードとテクニックに力強さも兼ね備えた選手だと思います。
 
他には随所でセンスあふれるプレーを見せたクリスティアン・エリクセン。この人は天才肌だな。さらに2得点に絡む活躍のナセル・チャドリが躍動。サイドバックダニー・ローズのゴールや、守護神ウーゴ・ロリスの再三のセーブも凄かった。なんだトットナムにもなかなか凄い選手が一杯いるじゃないか。
 
しかしこの試合で一番のインパクトを放ったのが、チェルシーのMFエデン・アザール。そんなに運動量が多い選手とは思いませんが、ボールを持って仕掛けた時のスピード、キレは半端じゃないっす。まるでゲームみたいなドリブルやセンスあふれるノールックパスには思わずため息。ベルギー代表としてワールドカップに出てたときはこんな伸び伸びとプレーしてなかったと思うんですけどね。5点取られてもチェルシーの選手たちはあきらめてないような感じでしたし、そこは流石モウリーニョ監督のチームというところでしょうか。
 
そんな好ゲームを心地よく盛り上げてくれたのが解説の早野さん。早野さんはNHKのサッカー解説陣の中でもずば抜けてしゃべりが上手だと個人的に思っているのですが、この試合でも、
「まさかそんなとこからボールがクルトワ!」「ローズだけに、ゴールの香りがしましたね」「KANEだから、これは高く売れますよー」と舌好調。常にダジャレを狙う姿勢には頭が下がります。(滑ろうが噛もうが関係なし!)
 
今後プレミアリーグでは、生きのいい若手の多いこのトットナム(スパーズ)を密かに応援していきたい。そう思わせる試合でした。