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レッチリ

私のレッチリ遍歴・・・もとい体験記

その1 Stadium Arcadium(2007年頃?)
http://ecx.images-amazon.com/images/I/518CG6Vhz-L._SL500_SS100_.jpgこの2枚組の大作が僕のレッチリデビュー。自分で買ったんじゃなくて、妹が買ったやつをCD-Rにコピーさせてもらったというセコさ。妹はそんな洋楽好きじゃない(キーンとかファンとかアークティックモンキーズが好きらしい)のに、なんでレッチリなんか買ったのかは今でも謎です。
代表曲は「Dani California」「Snow」など。いわゆるレッチリらしい、メロウでダルくてちょっともの悲しい雰囲気のアルバムでした。見た目とかパフォーマンスは破天荒なのに、意外と繊細でメロディ重視のバンドなんだなーという印象。ただディスク2の「So Much I」だけは例外でカッコいいハードロック。この曲だけ妙に気になったのを覚えています。

その2 Californication(2014年春)
http://ecx.images-amazon.com/images/I/61QO9SogAUL._SL500_SS100_.jpg「Stadium・・・」がピンとこなかったためか、長らくその存在を忘れていたレッチリ。そういえばこんなバンドもあったな・・・とふと思い出し、代表作と言われるこのアルバムを購入。2、3回と聴くうちに、ほどよくポップなロックサウンドに徐々にノックアウトされていきました。これが売れない理由はないよなーという印象。
1~6曲目までの畳み掛けるような展開は何度聴いても凄みを感じる。まさにレッチリ全盛期の元気なアルバムと言う感じ。2曲目「Parallel Universe」が一番好きです。かりふぉるにゃ~き~んぐ!

その3 Mother's Milk(2014年夏)
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Bb5uGkmeL._SL500_SS100_.jpgすっかりレッチリにハマったわたくしは、少し前のアルバムにも手を出してみる。ところが、この「母乳」は衝撃を受けました。
・・・全然音楽性が違うじゃん!ボーカルのAnthonyの声も全然違う。(鼻が詰まったような声じゃない)Fleaのベースの音も違う。(ゴリゴリでギターみたいな硬い音)そして何よりこのフザけたノリは何ですか?ガヤガヤと騒がしくてレッチリらしいメロウさは皆無。一応ギターはJohn Fruscianteなのですが、当時はまだ20そこらの若造で加入直後だったらしい。
でも聴いていくうちにこれはこれで面白いかなーと思いました。Hillelを追悼した「Knock Me Down」は、おフザけ曲群の中に放り込まれたなかなかの名曲だと思います。

その4 Blood Sex Sugar Magik(2014年晩夏)
http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hCDwlacCL._SL500_SS100_.jpgファンの間では最高傑作と名高いこのアルバム。レッチリにとっても初の全米大ヒット、出世作ともいえます。初めて聴いたときは、あまりに渋くてその良さがなかなかわからなかった。ところが10回目ぐらいからどんどん引き込まれる。うーん、これは文句なしに最高傑作ですね。レッチリのアルバムの中では群を抜いていると思います。
「Give It Away」→「Blood Sex Sugar Magik」→「Under The Bridge」後半にこの3曲を並べるのは反則。「Funky Monks」に代表されるように、ファンキーなアルバムですね。リズムが気持ちいいです。それにしても前作「母乳」からのこの変貌っぷりは「何があったの?」と思えるほど。

その後「By The Way」も聴きましたが、これはイマイチかなあ・・・なんか枯れちゃった印象。最近のメロウ路線よりも、昔のような元気でファンキーなロックが聴きたいなあ。