奥野さん今季初登板 Spurs vs Warriors

奥野俊一さんも歳ですからね。いつNHKの解説陣から降板させられてもおかしくないと思うと、奥野さんが解説に登場するまではもやもやしていましたが、無事に（笑）今期もNHK解説陣の末席に（失礼）残っていただけたようです。よかったよかった。そんな奥野さんの今期初登板の試合が、前年王者スパーズ対今期絶好調のウォリアーズという黄金カード。これは楽しみです。

初っ端に塚本アナウンサーが「奥野さん、よろしくお願いします」と言ったとき、返事がなかったのでハラハラさせられましたが（何かあったのかな？）結局はいつもの奥野節が炸裂して、楽しめました。「カリーHC」とか「バーンズのいいリバウンドだ。いや違う…イグドラですか？」アナ「エジーリです」にはウケた（笑）奥野さんは多分選手を背番号で把握しているので、最近の選手は顔を見てもわからないはず…。終盤は「カリーのディフェンスが危ない」「ここだ」「危ない、危ない」「タイムアウトとるべきだ」と奥野節絶好調。確かにカリーのディフェンスが甘く、そこをパーカーに突かれたというのは全くそのとおりで、さすが解説は的確でわかりやすい。

カリーも本気のパーカー相手だとオフェンス、ディフェンス共に圧倒されており、ディフェンスの甘さ、ターンオーバーの多さという課題も見つかりました。スタッツだけ見ると超一流ポイントガードという感じがしますけど、クリスポールやパーカーの壁は厚い。そんな辛口の奥野さんでもトンプソンは絶賛していました。好不調の波が少ないシューターで、パスやディフェンスも平均以上。それでいてまだ伸びしろ感じさせる好選手です。若手ではこの試合活躍したハリソン・バーンズや掘り出し物のドレイモンド・グリーンもいて、ウォリアーズはかなり層は厚い印象。デビッド・リーやボーガットもいるんですよね。カーHCがうまく使いこなせるとかなりのチームになりそうです。

サンズやキングスも好調だし、サンダーもこれから上がってくるはず。いやーウエストは例年以上に混戦になりそうです。