gura says to...

スポーツネタ中心

CD紹介 The Police 「Greatest Hits」

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gwxk8REIL._AA160_.jpg「聴こう聴こう」と思っていてもなかなか手を出す機会がなく、そのまま聴かず終いになっているバンドってあるじゃないですか。ポリスもそんなバンドの一つでした。ロック好きならずとも知っている大物だし、スティングやコープランドなど主要メンバー(サマーズは主要じゃないのか笑)の名前も存在も知ってましたが、いわゆる「ヒットチューン」が少ないがために、今まで手を出さなかったのだと思われる。何気なく見ていたテレビの通販番組(「ベストヒット80’s」みたいなやつ笑)で「Every Breath You Take(見つめていたい)」が紹介され、その曲と映像のカッコよさにノックアウト。いよいよ重い腰を上げて、ブックオフで(ケチ)ベスト版を買ってみた…という経歴です。
初めて聴いたその音の印象は、「知的」「クール」「スカした感じ」「インテリ」「高偏差値」「ハイセンス」といった、庶民的・大衆的とは正反対の敷居が高くややとっつきにくい雰囲気。知っている曲も前出の「Every Breath~」と「Roxanne」ぐらいで、あとは聴いたこともないし一回聴いたぐらいで口ずさめるキャッチーな曲もそんなにないので、正直「難しい音楽だなー」と思いました。そしてスティングさんの声もイエスのジョン・アンダーソン並みにむちゃくちゃ高い。そんなハイトーンボイスで「ろ~くさ~ん」「あかんあかん、あかんすたんるじん」ですから、これはかなり変な音楽だなと(笑)
そんな第一印象はイマイチ君なポリスのベストアルバムでしたが、これが聴きこめば聴きこむほど「あれ?けっこういいじゃん…」と次第にハマっていくことに。前衛的(というかレゲエチック)な前期に比べて中期~後期は割りとポップで聴きやすい。「Don't Stand so Close to Me」「De Do Do Do De Da Da Da(変なタイトル)」「Synchronicity2」この辺の曲が好きです。でもやっぱり一番良いのは「Every Breath~」ですねーあのイントロだけでかなりヤバいです。その後アルバムの「Synchronicity」も聴きましたが、こちらもなかなかよかったです。名作といわれる「Regatta de Blanc」も含めて、オリジナルアルバムも聴いていきたいですね。中には「Zenyatta Mondatta(ゼニヤッタ・モンダッタ)」という怪しいタイトルのものも…(笑) (意味は「銭やった、揉んだった」説が有力)それにしてもスティングはカッコいいよなー。ハンサムで知的で、それでいて少々ニヒルな感じのロックシンガーってなかなかいないですよねー。男臭そう、汗臭そうなのはいっぱいいるけれども。