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NBA ウィザーズ対マーベリックス

さあ、やってきました。今シーズン初の奥野さん解説試合でございます。今年も無事にNHKバスケットボール解説陣に残れたようでよかったよかった。しかもワシントン対ダラスという、全くもって今シーズンは注目度の低い通好みの試合に奥野さんをもってくるとは…やるな。
 
ウィザーズはドラフトでポーターを、開幕直前にトレードでゴータットを獲得するなど、ウォールやネネといった既存のメンバーと合わせてもなかなかのラインアップ。しかし開幕からなかなか勝てていないので、いったい何が悪いのか、この試合で奥野さんがしっかり分析してくれるはず!
 
さて序盤は両チームのオフェンスが好調で点の取り合いに。ここで奥野さんがダラスのディフェンスに言及します。するとウィザーズはこれまでのオフェンスの好調が一変。マブスに逆転されそのままずるずると点差を離されてしまいました。ここで謎だったのはウォールをベンチにおいておく時間がけっこう長かったこと。負けてるんだからエースをもうちょい早く戻してもよかったんでは?一方マブスはノヴィツキー、カルデロン、カーターら百戦錬磨のベテランたちが超元気ですね。
 
奥野さんはいつもある特定の選手を吊るし上げる傾向にあるんですが(笑)、この試合ではウィザーズのウィットナーHCにロック・オン。「采配がワンテンポ遅い」だの「後手後手に回ってる」だの「チームが若いことを前提で指揮しなきゃ」だの、試合の後半はまさに言いたい放題(笑)。いや、でもこの批判はかなり的を得ていると思いますよ。だいたいNBAのコーチにしてはオーラがあんまりないでしょ(失礼)。試合残り1分で主力を全員下げた意味もあまりわからないですし…ああいうのは勝っているチームのベテラン選手に対してやるのでは?
 
このウィットナーさんですが、調べてみるとHCとしての通算成績は120勝250敗とかなりの負け越し。昨シーズンの開幕12連敗にも噛んでいて、しかも選手の前で泣いちゃったらしい…ほんとですか。もちろんHCが全て悪いとはいえないんですが、ウィザーズ低迷の原因はHCの采配…と言われてもしょうがないかもですね。この試合でもマブスのカーライルとは比べようもないですから。まあ選手にも覇気がなかったですよね。ウォールはもっとがんがんいかなきゃ。唯一がんばったのがベテランのアリーザだけでしたから、これでは寂しいですよ。
 
そういえば奥野さんが試合前のウィザーズの戦績を見て、失点が100点未満の試合がないことを気にしてましたが、あれだけディフェンスが悪いとそりゃ勝てないですよね。後半なんかエリスに好き勝手にやられてましたし。ひょっとするとシーズン中のHC交代、またはトレードがあるかもしれませんね。