時代の終焉

ヨーロッパサッカーではどこのリーグでも優勝が決まり、すでにシーズン全日程を終了したリーグもあります。

ベッカム、オーウェン、キャラガー、そしてファーガソン監督・・・

イングランドで一時代を築いた選手や監督が相次いで引退しましたね。リアルタイムでその活躍を見てきた者としては寂しい限りです。特にベッカム、オーウェンはフランスワールドカップでその活躍を見て一目惚れ。当時ベッカム２３歳、オーウェン１８歳。当時のプレーは今でもはっきりと覚えてます。ベッカムはまだやんちゃな頃でしたけど本当にカッコ良くて、こんな俳優みたいな選手がいるのか！と驚きでしたし、オーウェンはまだあどけなさが残っていながらプレーは凄くて、まさにワンダーボーイでした。

ベッカムはキャリアの最後に、話題のスター軍団パリSGに加入してタイトル獲得・・・と最後までベッカムらしい華やかな引退となりました。一方オーウェンはイングランドの中堅クラブストークに加入もほとんど活躍できず、最後の試合もあまりボールに触ることなくひっそりと引退という、ちょっと寂しい感じです。まだ３３歳なんですね・・・でも昔の面影はすっかり無くなっていて、今やおっさんの雰囲気を漂わせてます。どこか不完全燃焼という印象の、オーウェンの引退試合でした。

今後もそう遠くないうちにジェラードやランパード、国は違いますがトッティやデルピエロなど伝説的な選手が次々と引退していくんでしょうね。なんとも寂しい限りですが、ベッカムとオーウェンは中でも特別に思い入れのある選手だったんで、なんともいえない気分です。