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観戦記 ウォリアーズ対ペイサーズ

おそらく今シーズン初となる待望のウォリアーズ戦。いや~熱い試合になっちゃいましたね。奥野さんの解説も久しぶりに熱かった。
 
スティフォン・カリーは生粋のザ・シューターという感じですね。入るときはボールがリングどころかネットにすらかすりもしないという軌道の美しさ。レイ・アレンの後を継げるのはこの人でしょう。童顔でクールな雰囲気なんですが、乱闘のシーンでは熱いところも見せました・・・がヒバートに軽くあしらわれてました(^^;)
 
このゲームのMVPはデビッド・ウエストでしょう。ペイサーズ加入後は控えめにプレーしてましたが、まだまだエースとしても活躍できるという存在感を見せつけました。こういう隠れエース的な選手が何人もいるんだからペイサーズはそりゃ強いですよ。
 
ウォリアーズはジャレッド・ジャックが誤算でしたかね。ドライブインからの苦しいパスをほとんど相手にとられてましたし、ジャンプシュートの精度も今ひとつで、相手に流れを渡してしまった感があります。ただ、カリーよりもボール運びやポイントガード的なプレーは得意のようです。
 
復帰したグレンジャーはやや居場所なしという感じ。同じポジションのポール・ジョージが台頭してきて今や完全にエース格なので、シーズン終了後の放出はやむを得ないかと。フィールドゴールの成功率2割ではきついですよ。
 
リチャード・ジェファーソンは完全にベテラン・ロールプレイヤーになっちゃいましたね。ネッツ時代、キッドのパスから次々とダンクを決めていた若い頃の活躍を知っているので、かなり寂しいです。年齢的にはまだ若いので活躍できるとは思いますが。
 
奥野さんは、今日は完全にウォリアーズのファンでしたね。ファンというか、コーチとしてウォリアーズの選手・マークジャクソンHCを指導しているかのような熱い解説が聞けました。ペイサーズのいいプレーはほとんど軽くスルー(^^) さすがにウエストのことは認めているようでしたが。
 
「これ待ってたらダメです。ディフェンス攻めろーそうだーそれでいいんだー!」
「フルコートのディフェンス行きますか、行くか・・・いや、行かない・・・うーん。」
「これね、ジャクソンHCは戻すべきですよ。カリーと・・・デビッドを戻すべきです。」
 
・・・デビッドって(^^;)
 
 
それにしても、これほどわかりやすく流れが変わっていく試合も珍しいかと。特にウォリアーズのほうなんかは、このプレーはまずい、このシュートはまずいなというのが、素人目に見ててもわかりましたね。カリーやトンプソンの3Pは凄かったけど、それだけではやはり厳しいですねー。一方ペイサーズはディフェンス力のチームだったはずなんですが、最近はオフェンスも良くて100点ゲームを連発。これはイーストでもかなり上位に食い込んでくるでしょう。センターがいなくてインサイドが弱点のヒートとの相性は良いはず。これは期待したいです。
 
今日の試合もエキサイティングで面白かったです。NHKさんには今後もこういうカードをお願いします。