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CDレビュー 「Led ZeppelinⅡ」

http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/ciu/e3/fa/0ccdd0b28fa0fca85c7d6110.L.jpg前にビートルズは孤高のロックバンドと書きましたが、じゃあ「最強」のロックバンドは何かといったら、レッドツェッペリンで間違いないと思います。
 
当時のツェッペリンのライブを生で体感することは無理な話なので、今となってはライブアルバムかYouTubeの動画を見ることしかできません。ただ、音を聴いたり映像を見て感じるのは、熱気がもの凄いということ。もの凄いというよりは凄まじいといったほうが正解かもしれませんが。熱気というのは観客や会場の熱気だけではなく、メンバーの熱気もやばい。特に全盛期のジョン・ボーナムのドラミングは凄すぎますね。あんなでかい音が出せるドラマーはいませんよ。もちろんプラントの絶叫やペイジの独創的なギターも凄い。(ポール・ジョーンズのベースもたぶん凄い)
 
代表作を1枚選ぶならⅡですね。忙しいツアーの合間を縫って作られたらしく、録音場所もバラバラ、音質もバラバラ。スタジオアルバムでありながらライブアルバムのような臨場感がありますし、なにより当時のツェッペリンの勢いや情熱が感じられるので大好きです。1STの10ヶ月後に慌ただしく作られたアルバムですが、ブルース色の強い全作に比べて、完全にハードロックというジャンルができあがってますね。曲は意外と結構ポップで聴きやすいものが多く、ツェッペリンの入門版としてもいいんじゃないかなー。(次回作Ⅲ以降、バンドはフォーク、トラッド、ファンク、レゲエなど様々な要素の音楽を取り入れて変化していきます)
 
まあ一言でいえば「とにかくカッコいい」ってことです。