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CDレビュー「The Beatles」

http://ec2.images-amazon.com/images/I/21IVvn7zGAL._SL500_AA300_.jpg孤高のロックバンド、ビートルズ。その最高傑作は「Sgt Pepper's」でも「Abby Road」でもなく、この「The Beatles」(通称ホワイトアルバム)だと個人的には思ってます。

というのは、もちろん「Obladi Oblada」や「While My Guitar Gently Weeps」といった名曲が多いということもあるし、全2枚組30曲というボリュームも凄く、「ありとあらゆるジャンルの音楽が入っている」というキャッチコピーも間違いではないと思います。ただ、それ以上に何か言葉では上手く表現できない、もの凄いオーラがこのアルバムからは感じられるような気がするのです。

それをあえて一言で片付けるなら「先進性」ですかね。最近リマスター版が出ましたが、その音を聞いたら約45年前の音楽とは誰も思わないでしょう。とにかく時代を先取りしてるんですね。時代を感じさせないという意味でも、ビートルズの作品ではこれがベストだと思います。レコードの分類だとA面~D面とあるんですが、一番好きなのはC面。シンプルなハードロックがずらりと並んでいて気持ちがいいです。

このアルバムを繰り返し聞いていると、1967年というロックが生まれてそれほど間もない時代に、彼らがいかに孤高の境地に行き着いてしまったかという寂しさすら感じさせる・・・というと言い過ぎでしょうか(^^;)