W杯レビュー ①日本編

愛国心の欠片もない私による、日本代表チーム総括です。

 

日本１－２コートジボワール

日本０－０ギリシャ

日本１－４コロンビア

結果　０勝１分２杯　勝ち点１　グループC最下位

 

初戦で先制しながら短時間で失点し逆転負け、２戦目はヨーロッパの中堅相手に押し込みながらスコアレスドロー、３戦目に南米の強豪にフルボッコにされる・・・あれ？この展開って２００６年のドイツ大会でも見たような。

 

メディアは戦犯探しに躍起になってますが、まあ実力的にこんなもんでしょう。あまりあてにならないFIFAランクとはいえ、日本だけ４３位と明らかに格下ですから。１３位のギリシャと引き分けただけでも大したもんです。惜しいチャンスなんてものは他の国にも腐るほどありましたしね。そこを決められるかどうか。

 

それでも敢えて戦犯を挙げるならザック監督でしょうな。手を尽くした上で結果が出ないのなら納得しますが、ザックさんの采配は結構？だらけでした。１トップ大迫、大久保フル活用、キャプテンを前半で交代、大型FWいないのにパワープレー、斉藤出番なし、０－０の展開で交代枠残す・・・などなど今までやってないことを本番でやるもんですから、浮き足立っていたと言われてもしょうがないですよ。外国人監督だからかあまり非難はされていませんが、これが岡ちゃんとかだったらバッシングの嵐でしょう。

 

選手でいえば香川でしょう。ぜんぜん存在感がなかったし、単独で仕掛けるシーンも皆無。ベテランに遠慮してるのか何なのかわかりませんが、もっと一生懸命やってる姿を見せないと！本田さんなんかもスピードがなくてコンディションも悪そうでしたが、それでもコートジボワール戦で点とってますしね。そしてCB陣は全く世界のレベルに達していないことが浮き彫りに。サイズもスピードもパワーも全部ない。

 

日本だけじゃなく、アジア勢４チームは１勝もできずに全て敗退。これによりアジアの出場枠を減らすことも検討されそうですが、個人的には大賛成。アジア・オセアニアを統合した上で、トルコ、イスラエル、カザフスタン、グルジアなどもアジア予選に参加してもらい、カタールあたりが金でブラジル人を大量に帰化させ強豪に。その上で出場枠３ぐらいでいいでしょう。

 

それぐらいやって、苦労した上でW杯に出れるぐらいじゃないと、ありがたみがないですよ。初出場のときなんて、W杯に出れるだけで凄いことでしたから。それが今じゃ出るのは当たり前、最低でもグループリーグは突破しないと・・・って感じですからね。もっと謙虚にならないと。次回大会あたり（ロシア？）たまには日本のいないW杯なんかもいいもんだと思いますし、それで「ヤッター苦労して出場できた！」という感動をまた味わいたいです。