観戦記 ユベントス対ナポリ
珍しく海外サッカーの話題です。
NHKにしては珍しく、日本人選手の出ていないセリエAの試合の放送がありました。それも、首位ユベントス対2位ナポリという現在最注目のゴールデンカード。普段はサッカーはそんなにマジメに見ない僕もこの試合はがっつり見ましたよー。
ユベントスについて
確かにいい選手はいっぱいいるし層も厚いんですが、全体的にタレントは小粒ですねー。そんなにビッグネームはいないというか。まあそれはユベントスに限らず最近のセリエA全体に言えることですが。いい選手はみんなイングランドに行ってしまうというプレミアの一人勝ち状態。
チームの生命線はピルロですね。まさに達人の域。一芸に秀でた小粒なタレント達が伸び伸びとやっているのはこのピルロのおかげというのがよくわかりました。そしてブッフォン、キエリーニ、バルザーリを中心としたディフェンスは鉄壁でまさにカテナチオといった感じです。1点とられたゴールはちょっとアンラッキーでしたし。でもこうやって見ると、ディフェンスにはかなりビッグネームがいっぱいいますね。失礼しました(^^;)
ナポリについて
古豪とはいえつい7、8年前にはセリエBにいた気がします。そのナポリがインテル、ミラン、ローマを差しおいて優勝争いをしているというのは、なんか不思議な感じがします。カバーニ、ハムシクというスーパースターがいますが、彼らへの依存度も強い気がしました。毎年のように主力を引き抜かれながら、このようなメンバーでいつも上位争いをしているというのはなかなか凄いです。マッツアーリ監督はなかなかの名将ですよね。
ホームでの試合でしたし、チャンスの数や決定機ではユベントスを圧倒していたのでナポリとしては勝ちたかった試合でした。でもいかにもイタリアって感じのこのチームには、まだまだ優勝を諦めずに頑張ってほしいと思います。